人はいつも何かの選択に迫られて生活しています。
(中には全て人任せという人もいますが‥苦笑)

特に投資になるとその選択により、大きく結果
違ってくるものです。


ではここで問題を二つ出します。
考えてみてください。


【問題1】

貴方に投資したいという人が現れてAとBの二つことを
言いました。


A:800万円を君に現金で無条件に投資しよう♪

B:1000万円に相当するの株式を渡そう、但し、15%
  確率で0になる
可能性がある株式だ。

貴方ならどちらを選びますか?


【問題2】

貴方は事業に失敗し、800万円の借金を背負う事になりました。
その債権者から、CとDの二つの事を言われました。

C:800万円を耳を揃えて返しなさい。

D:ここに当たりが15%の確率で出るくじがある。
  それで当たりを引けば借金はチャラ。
  但し、外れれば1000万円にして返してもらう。

貴方ならどちらを選びますか?


さぁ、皆さんはどちらを選びましたか?


AとD!!そんな声が聞こえてきますが‥

問題1の場合、800万円くれるのなら、早く確定しておきたいと
いう心理が働き、問題2では、損している分を不確定にしたいと
いう心理が働くからです。

でも実際に有利なのはどちらでしょうか?

このことは期待値の計算で導くことができます。
期待値とは『確率×お金』の合計で導き出されます。

Bの場合は 1000万×0.85 + 0万×0.15 =850万円

Dの場合も 1000万×0.85 + 0万×0.15 =850万円

という計算が成り立ちます。

【問題1】の場合は、AよりBの方が期待値は高いことが
 判ります。つまり、を選ぶのが正解になります。

【問題2】では、CよりDの方が期待値は多くなり、
Dを選んだ場合、Cより余分に払う確立が大きくなることを
表していますので、を選ぶのが正解になります。


期待値の計算では、簡単に答えがでますが‥

この二つの問題では!!
多くの人がAとDを選ぶことも判っています。

これをプロスペクト理論といいます。

得をしている時は、リスク回避の行動をとり、
損をしている時は、リスクを選ぶ行動をとりやすいという
傾向のことです。


投資においてもこの傾向は出てきます。

選ぶべき選択を感情で判断してしまい、
上手く行かなくなってしまう事。

特に、損をしている時!!


そんな時は期待値の計算をしてみて
冷静に判断したいものですね。


今日の帝王学でした。



$お金の帝王学@さる爺のブログ


メールセミナー配信中虹
どんな相場の時にでも安定的に収益性も高い
投資家が求めて止まない投資方法

お金の帝王学@さる爺のブログ

是非、ぽちっと応援よろしく♪

人気ブログランキングへ