「天高く馬肥ゆる秋」清々しく澄みとおる青空!!
秋も本番を迎えこの言葉が似合う季節になりましたね。

の空は太平洋高気圧で湿った空気中の水蒸気にが乱反射して
白っぽく見えるのに比べて、秋は移動性高気圧の乾いた空気なので
空は済みわたり、上空の雲までよく見えるということです。


そんな秋の空ですが、『女心と秋の空』とも言われます。


それはこの季節、低気圧と高気圧が日本の上空を交互に通るので
お天気が変わりやすいことから、この諺も生まれてきています。


さて、世界経済はを見通すことができる「天高く馬肥ゆる秋」ではなく、
『女心と秋の空』という表現がマッチする状況ですね。


リシャの国債償還問題から拡がったユーロ危機。

通貨のユーロは大きく値を下げました。

当初からユーロ危機は下手をすると世界危機に繋がる恐れが
あると懸念されていました。

一方、米国は自国の国債償還と財政削減の政策との狭間で揺れ、
さらに景気後退もあり、ドル安という展開でした。


お金はユーロやドルから離れ、円が買われる展開になりました。


さて、ここにきてまた状況は変わってきています。


ギリシャ問題は次の償還を踏まえ、ユーロを代表するドイツや
フランスが更なる支援政策を議会で可決して、何とか打開策を
探ろうとしています。


しかし、本的な対策にはならないというのが市場の見方です。


それどころか市場は、ギリシャ国債のデフォルトした場合を考え、
の手を打つべく動きだしています。


ギリシャがデフォルトした場合、世界経済は大きく揺れ動きます。


その場合、資金は安全な処へと移動しようとします。

その時の構図は、お金は経済規模の大きな処へ移動するです。

また、エマージン諸国に投資していたお金も安全を考え引き戻され、
経済規模の大きな処へ集まる形になります。

つまり…米国のドルが買われる状況になるということです。


米国経済は景気後退の兆しはあっても、事に強いドルの価値は
経済規模をみても明らかです。


そして、先週末からドルは上がり出しました。

つい最近までは、米国経済の後退でドルは売られていたのに‥


これで判ることは‥
ギリシャ問題を発端としたユーロ危機からの世界経済の大きな
後退(世界恐慌)も近づいてきたことを暗示していると思われます。


今後はその状況を回避する為の対策は11月のG20までに出てくると
思われますが、世界各国が協調できるかどうかという問題も
浮上してきます。

当分は『女心と秋の空』が続くのでしょう‥

我々も次の対策を考える時期にきていますね。









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