外貨預金の落とし穴

資産を海外で持つことは、これからの日本人の
必須の考え方。

そんな中、外貨預金を選択している人も
多くいます。

とかく日本人は、投資をする際に重要視するのが
元本保証。

その為、外貨預金は原則外貨元本が減る訳ではないので
トライしやすいのも頷けます。
※外貨預金は元本保証ではありません。

ところが、ここ最近、さる爺のところに外貨預金で
相談にくる人が多くなってきています。

相談はこんな内容‥

円高で目減りしているのは判っていますが‥
それを差し引いても減って還ってきました。

いったい全体‥どうなっているのか？
外貨預金の意味はどういうこと‥？

こんな相談が、このところ多いのです。

では外貨預金はどうなっているのか？

おさらいしてみましょう♪

例えば豪ドル。

あるメガバンクの金利は1年もので年3.2％。
手数料は片道2円です。

豪ドルを1万ドル預けるとどうなるのか？
為替は80円で固定で計算してみましょう。

豪ドル1万ドル＝800,000円

年間の金利は3.2％なので

800,000円×0.032＝25,600円
外貨預金はマル優制度適応外の為、
金利に税金がかかります。

国税地方税合わせて、20％

となると、手取りは20,480円

さらに手数料が片道1豪ドルあたり2円かかるので
往復だと4円かかります。

その手数料が＝32,000円

そうなると、1年間、豪ドルの外貨預金を
行っても、マイナス11,520円ということに
なります。


それなのに‥多くの人が豪ドルを買っているのは？

リーマンショク前、100円以上していた豪ドルが
リーマンショク後、急落して60円前後。
割安感があった。

オーストラリアは資源国で、今後も期待できる。

そして、金利も高い。


つまり、100円以上している豪ドルが今、
お値打ちですよ。資源国ですし、値上がりが
期待できますよ。

さらに、金利も高いですからお得ですよ。

こんな声に乗っかってしまったのです。



つまり、外貨預金は為替の上下に左右される
商品で、上がることを期待して行うのは
ギャンブルと変わらないのです。

また、その外貨が上がらないと外貨預金は
儲けは出ない仕組みなのです。


本当に金利目当てなら、ＦＸを使って外貨預金と
同じようにしたほうが、手数料もめちゃ安いし
お得ですよね。

外貨預金！！見直してみてはいかがですか？


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