投資のリスクの考え方で、良く出てくるのが
最大ドローダウン。

投資したお金が、最大でいくらマイナスになるのかを
過去の実績等から割り出した数字です。

さる爺が主催する勉強会でも、良く話題に上ります。


つい最近もこんな話が‥

二つの金融商品があります。

Aの商品は一口1000万円で見込める収益は年25%
過去の最大ドローダウンは10%です。

Bの商品は一口500万円で見込める収益は年50%
過去の最大ドローダウンが30%です。

どちらの方を選んだほうが良いのか?

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勉強会に参加した皆さんが、これを検討しました。


参加者のTさんは

Bの商品は一口500万円なので、Aの商品と同じ金額の
2口を購入すると、見込める収益性はAの倍の500万円
になるので、比べるとBの商品の方がリスクが高くても
良いと思います。

一方、参加者のKさんは

やはり、ドローダウン率の低い方を選ぶのが良いと思います。
Aの商品は最大で100万円のマイナスにたいして、Bの商品は
最大で150万円なので、Aを選びます。


こんな意見がでましたが、皆さんはいかかですか?


実はある条件の範囲ならどちらを選んでも良く
また、その範囲外なら、どちらを選んでもいけないのです


それはマイナスになる金額が重要なのです。


例えば、Aの商品は最大損失100万円、
Bの商品は最大損失150万円です。


貴方が100万円までなら損を出しても良いと考えるなら
Aの商品を買う事ができます。

また、150万円まで損をだしても良いと考えるなら
Bの商品も買う事ができます。


言いかえれば、投資する本人にとって、いくらまでの
損失なら耐えられるかが重要なのです。

100万円も損しては嫌だというひとは、両方とも
手を出すことは控えた方が良いということです。

その一方で、300万円でも負けても良いと思えるなら
Bの商品を2口、購入することができます。


投資で一番に考えなければならないのは、
いくらまで負けても良いのかを、予め自分の中で
決めておくことです。



ですから、収益性とかドローダウン率とかを
見比べる前に、自分が取れる損失の額を考えることが
重要になります。

当然、人により、耐えれる金額は違います。
あの人も参加してるからOKなんてことではないのです。

どれだけの金額を負けて良いのか?
貴方の耐えれる金額は、おいくらですか?


リスクの考え方の原点です。


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