今回の災害での相場の混乱で、大きく資産を
減らしてしまった方も多くいます。
投資のプロといわれる人達でさえ、資金を
飛ばしています。
でも…仕方がないよ…想定外の出来事だから…
と、諦めたような溜息が聞こえてきそうですね。
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でも、良く考えてください！！
ここ数年でも想定外の出来事は各地で起きています。
リーマンショックも100年に一度の金融危機と言われました。
その後ドバイショック、ギリシャショック！！
今年に入っても中東の内乱！
一つ間違えると、想定外の出来事に発展する可能性が
高い事件が各地で起きています。
それなのに…
投資のプロ達でさえ、想定外に対応できないのはなぜか？
その答えは単純、利益を追求することに主眼を
置いているからです。
ヘッジを多くかければかけるほど、資金効率は
低くなります。
つまり、利益が減ることになります。
だから、ある一定のリスク想定をして、その範囲の中で
効率良く運用しようと考えるのです。
これは福島原発の設計時の地震や津波の想定と
良く似ています。
原発開発に必要な資金とその後の利益を考えて、実際に
起こりうる可能性の小さいリスクを排除したのです。
そして今回のような事態に陥っています。
でも、そのことを関係者は『想定外』と言います。
さて、今日のブログの題名は『想定外を想定する』です。
実はこのことは我々、個人投資家ならできることなのです。
なぜなら、運用のプロ達のように毎年のように高い利回りを
出し続ける必要もなく、資産を減らさないという事に重点を
置くこともできるからです。
つまり、想定の範囲を広げることができるのです。
また、それでも想定外が起きた時に、どうするかも考えておく
必要があります。
でも資産を減らさないという観点からなら、かなりの想定外
にも対応できる方法は沢山あります。
投資の黄金律は投資を続けること。
想定外を想定する！！
今日の帝王学でした。
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