久しぶりの更新で‥今日は面目に世界経済に
ついてお話しましょう。

今、ギリシャショックで世界ではリーマンショック
からの回復期にブレーキが掛かる恐れがあると‥
世界は心配をして混乱しています。

リシャのGDPは日本の1/10くらいの規模なのに
なぜ、世界に大きな影響を及ぼすのか‥

それは一つは、ギリシャの国債を周りのヨーロッパの
国の銀行が買っているからと、もうひとつはユーロ
いう統一通貨を使っているからです。


このユーロがギリシャにとって大きな問題であるとともに
他のユーロ圏の国にとっても今回の問題は危険のなのです。


通常、国の財政がピンチになるとその国の通貨は下がります。
日本で考えると日本が破綻すると円が1ドル当たり200円以上に
なったと考えてください。


当然、国内の財政は破たんしているので国民は大きな負担を
強いられますが、経済で考えると円が200円もしているので
輸入するものは負担がきくなりますが、輸出するものは
競争力が高まり外貨を得やすくなります。



当然、一時的なインフレにはなりますが、外貨も得やすく
なるので輸出国の日本としては復活の道も早くなります。

この良い例が、ロシアやブラジルでしょう。
破綻から数年で復活しました。

しかし、今回は勝手が違います。

ギリシャは自国の通貨ではなく、統一通貨のユーロを採用
しているので、この方法での復活劇はできそうにありません。

つまり、打つ手がない状況なのです。


では、カンフル剤は無いのか‥

ここで、出てくるのが中国とアメリカです。


まずは、世界経済の牽引役の中国の通貨『
を引き上げるのです。


つまり元を高くして、中国市場での他の国の競争力
を上げてやることと中国で稼いだお金の価値を高め
ることで、このギリシャショックを乗り切る算段です。



中国の成長は少し鈍化しますが、その分、アメリカの
ドルの価値が上がり始めます。


そして、アメリカの景気は上向きになります。

そこで、アメリカは金利を上げます。


そうなると、世界のお金はアメリカに集まります。


世界最大の消費大国のアメリカが景気が良くなれば
最も恩恵を受けるのが中国です。


このシナリオは 8月頃に元の切り上げ、11月頃に
アメリカの金利引き上げというのが、FRBや世界
市場のタイムスケジュールでしたが‥


今回で早まる可能性が大。

問題は、今回のギリシャショックで元を切り上げてから
のアメリカ経済の回復度が判りにくくなったことです。

回復の兆しなしで、金利を上げるとアメリカ国内の景気が
逆に後退する恐れがあるからです。

これは、中国とて同じこと‥


キャステイングボードは中国アメリカが握っています。


日本にとっても世界に発信する良いチャンスなのですが‥


鳩山さん‥それどころでは‥

寂しい話です。




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