リスク管理にもいろいろありますが、今日は最大ドローダウンを考えてみましょう。


ひとつ例題を出してみましょう♪

2つの投資物件があったとします。
A物件は2000万円で年間の利回りを期待できるのは30%、最大ドローダウンは
15%の 300万円の損失がでる恐れがあります。

B物件は1000万円で年間の利回りを期待できるのは50%、最大ドローダウンは
25%の 250万円の損失がでる恐れがあります。



質問:さてA,Bどちらの方が、リスクが高いでしょうか?


えっ!!当然Bの方が最大ドローダウンの%も高いから‥とお考えの方は、
この質問 で最も対象にしたい方です。(笑)


そうです!!そんな貴方に、この質問を投げかけたかったのですよ♪



ドローダウンのリスクで最も大切な考え方は、何%のダウンを比べるのではなく、
それ により、実際にいくらの金額の損失がでるかが、重要です。


つまり、A物件は300万円、 B物件は250万円の損失がでる恐れがあります。
その損失自体のリスクが取れるかどうかということです。


ちょっと表現が解りにくかったですね。


300万円損しても大丈夫なのか、250万円損しても大丈夫なのかということです。


ですから、この質問の答えは Aになります。300万円の方が250万円より金額が
大きい からです。

つまり貴方にとって、損失の金額はAの方が大きいからです。



ドローダウンのリスクとは、%ではなく、その実際の損失の金額を、貴方自信が
納得で きるなら、その投資は貴方に適した投資ということになるでしょう。


投資で大切なのは、いくら負けても大丈夫かが重要です。



ドローダウンを管理して、怖がらずにチャレンジしましょう♪



「リスクを背負った者だけが、世界を変える」、お金持ちになる格言ですね