連綿と続く「生」の中で
ある期間の区切りをつけるとき、
他者につけられるものと、
自らつけるものがありますが
今回私がする卒業は後者の方となります。
その理由は「さらなる高みへ」の
展望が開けたからであり、
そこへの執着や後悔、といった
マイナスの感情は一切ありません。
山登りをするときに尾根づたいに
縦走することがありますが、
標高1000メートルの山頂から
標高1200メートルの山頂に至り
振り返って1000メートルの山頂を望むとき、
その頂に対してどのような感情を抱くでしょうか?
そこには何一つマイナスなイメージはなく、
現地点に至る道程を懐かしみ、
またあの地点を越えてきた故に
現地点に立てていること、
また彼の地と此の地の展望の違いから、
より高いところでさらに開けた視界が
何ともいえない高揚感をもたらして
いるのではないでしょうか?
1000メートルの地点にいたことを後悔などする
理由がどこにも見いだせません。
まだそこにいる家族や友人に対して、
こちらに移動を勧めたいのは山だけに
やまやまですが(^_^;)
そこにとどまるにもそれぞれの理由があることを
知っていますので、こちらに来る方法や
そのすばらしさを知りたい方には
できる限りの解説はしますが、
その方の代わりに歩いて差し上げることは
したくてもできませんよね。
卒業を間近に控えた現在の私の心境は
まさにこのようなものなのです。