5月8日、オジイは介護老人保健施設(老健)から家に帰って来ました。


しばらく書いてなかったので、ひとまず今までの事を頭の整理の為に書いておきます。


12月18日に肺炎で入院。

感染予防の為、面会出来ず。

一度だけ私のスマホで看護師さんがオジイの動画(ベッドで横になってる姿)を撮ってきてくれましたが、入院中、着替えやオムツを運んでいたもののオジイには全く会えず。

2月9日に介護老人保健施設(老健)の空きが出たので病院を退院して介護老人保健施設(老健)に入所。

病院の向かいに病院の系列の老健があったので、そちらでリハビリして家に戻って来る事になっていたのですが、病院退院の時、退院なので、てっきり車椅子に乗って向かいの老健に行くものだと思っていたら、病院のストレッチャーで寝たまま運ばれてきました。

面会も出来ずに久しぶりに会ったのが、寝たままだったので、それほど足腰が弱っているのか?本当に家に帰って来れるものなのか?

って心配になったのを覚えています。


老人保健施設では、家に戻る為にリハビリをしてくれるとの事で、

①今まで通りデイサービスに行けるように、日中座っていられるように。

②少しの移動は、支えて歩けるように。

③パンツ式のトレパンが大量に買ってあるので、立ったり座ったりが出来るように。


この3点をお願いして、リハビリ期間3ヶ月と聞いていました。


入院中は、ずっとベッドの上だったので、本当に座っていられるのか?

足腰は、入院前から悪くなってたから、もっと悪く(立てなくなっていないか?)

このまま施設に入所になってしまうのか?


不安でした。


確かに家でお世話しなくていいのは、楽チンだけど、施設に入るとその分お金もかかる事だし、昔の毎日散歩に行っては迷子(徘徊)、急に暴力的になる。等々を乗り越えた今となっては、大人しく座っているだけのオジイの介護は、かわいいもので、それほど苦ではないと思っているので、前と同じ状態で帰って来てくれるのが、一番です。


ただ、入院中から変わった事と言えば、『食事』です。

誤嚥性肺炎を防ぐ為に、食事は全てミキサーで陰も形もないドロドロにとろみを付けた『とろみ食』に変わってしまった事です。


でも、

「形があって柔らかい食事を作るより、私達が食べる食事で作ったものを全てミキサーで形がなくなるまでペースト状にして、とろみを付ける粉を入れるだけだから見栄えは悪いけどミキサーの方が作るのは楽ですよ!」

って、聞いていたので、確かに!と納得。


老健での食事を見学に行った時のオジイにびっくり!!


今まで、こちらがスプーンを口に持っていっても中々口を開けず、やっとの思いで口を開けて食べてくれたら、次はモグモグモグモグ…。

一向に口が開かなくなるのです。

そんな食事風景だったのが、ペーストのとろみ食になって老健では


1人でスプーンを持ってて、初めの内は、スプーンという認識がないからか遊んでいるようですが、スプーンですくえたらそれはちゃんと口まで持っていくではないですか!

その後は自分ですくって口に入れては食べ、すくっては食べと、ハイペースで自分で食べてるではありませんか!

スプーンですくう場所は同じ所ばかりなので、位置を変えてあげたりはしないといけないものの、自分で食べるなんて、入院前にはもう出来なくなってた事が出来るようになってる。

食事時間も、夕食時は1時間もかかっていたのが、みんなと同じペース。いやそれより早かったかも!

食事の時間短縮は、大変有り難い。


食事風景の見学に行った時に、歩くリハビリの様子も一緒に見せてもらいました。

以前から2人がかりで、前から手を引く人。脇を支えて後ろに倒れないように支える人の2人がかりだったのが、リハビリの先生1人で、前から脇に手を入れただけで後ろに倒れる事なくソロリソロリ歩いてます。


この様子を見て、ひとまず安心しました。

約2ヶ月病院でほぼ寝たきり状態から3ヶ月の老健で、言葉が通じないオジイをここまで回復させていただきありがとうございました🙇


ここまで回復していたら、家でもなんとかなるでしょう!


って、思っていたらもう退所日(5月8日)になってしまいました。


明日から今まで行っていたデイサービスにも行ってくれます。


また、ちょこちょここれからの様子も書いていこうと思います。


どうぞこれからもよろしくお願いします🙇