オジイが、囲碁仲間との旅行から帰ってこれなくなった日の晩、旦那が職場から、『認知症とは?』みたいな小冊子を持って帰ってきた。


認知症介護に詳しい人にも話しを聞いてきたようで、


『認知症の人には、怒ってはいけない!行動を否定してはいけない!』


と、いう事を学んできた。


そんな事もあってオジイに、


『なぜ、先に帰ろうとしたのか?』

や、

『オジイがどうしてコーナンまで歩いたのか?』

とか、

『どういう気持ちだったのか?』


『本当に覚えてないのか?』


などなど聞きたい事が山ほどあるのに、聞けないまましばらく何もない平穏な日常に、私は、帰ってこれなくなったオジイの突拍子な行動について、忘れていきました。


日常生活で、オジイと義母には、あまり関わってなかったし、私は、自分の息子達の事で頭がいっぱいだったので、余計の忘れるスピードは早かったかも知れません。



ただ1つ印象に残ったのは、私は『認知症』について何も知らなかったけど、旦那は、ちゃんと認知症への知識を勉強してきたので、


『すごいなぁ~💕』


なんて、ちょっと頼もしくも思ったものでした。


これが後々、旦那の『認知症とは?』で言ってた事との旦那の行動のギャップに苦しめられるんですけどね😓~


この時はまだ、


すごいなぁ~💕。

頼りになるなぁ~💕。


なんて、思っていました…。