”RL360 (ロイヤルロンドン)QUANTUM(クアンタム)の買い方” | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
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1年前の記事をリブログします。

北朝鮮のミサイルは結局飛んできませんでしたが、1年前に核シェルターを買われた方は損をしたと思いますか?

 

日本時間の本日5日夕方に発表されるらしいが、ブックメーカーで予想されるノーベル平和賞の受賞対象者に金正恩氏が挙がっているなんていうクレイジーな世の中ですが、1年前には日本の上空をミサイルが飛んでいて我々は戦々恐々としていたのです。

 

しかし、核シェルターを買われた僅かな方々が損をしたとは私は思いません。

たとえ、金正恩氏がノーベル平和賞を受賞することになっても、日本という国の軍事的リスクが無くなったわけでは無いからです。

 

あれから1年。

RL360(ロイヤルロンドン)のQUANTUM(クアンタム)というオフショアの積立型投資商品(積立ファンドラップ)は、地味に売れ続けているようですし、RL360が日本市場から撤退するというような話は今のところありません。

 

印象としては、RL360ではなく、それを勧めたり紹介する人たちに対する悪評というのが目に付くようになったような気がします。

 

同じマン島のフレンズプロビデントが全盛だった2010年~2012年頃の金融庁による取り締まりが厳しかった頃を知らない無垢な新しい人たちが一部で乱暴な売り方をしているのは事実なのかもしれませんが、RL360に関する悪評を垂れ流す人たちは、殆どがITAかFTLifeかプレミアトラストなどを代わりに紹介している人たちのような気がします。

 

サンライフ香港とFTLifeという香港籍の商品は、今年の7月以降は香港に渡航して個人名義で購入する事はできなくなった代わりに、香港でトラスト(信託)を設立して渡航しなくても加入できることになりました。

 

これは、今年起こった変化の中では最も大きい出来事でしょう。

 

この一見今までよりも良くなったかのように思える変化が、実は最近発足した新安倍内閣のような終わりの始まりかもしれません。

 

既に、FTLifeは一部のIFAの契約クヲリティーが低いためか、乱売が目に余るせいか、金融庁からの警告を受けたのか?取り扱いIFAの間口を狭めざるを得ないようです。

 

サンライフとて、日本国内で違法に乱売されれば、日本居住者の受け入れをいつ停止するか分かりません。

 

シェルターを買う場合には、人知れず静かに買った方が良いと言うことです。

 

オフショアで何かをする場合には、ロープロファイル(目立たない)ということがいちばんです。

 

RL360という会社は、そういった常識をわきまえたところがあって好感が持てます。

 

ロープロファイルが故に長続きするというのはあると思います。

 

しかしながら、昨日入ってきた情報によると、来年の1月には、どのような背景はわかりませんが、RL360のQUANTUM(クアンタム)は新商品に切りかわるらしいです。

 

商品の内容がどのように変わるのかは今のところ全く分かりません。

 

また、来年1月から予定されていたCommission Disclosure(コミッション開示)は、半年延びて来年の7月から施行されることになったようです。

 

マン島のコミッション開示ルールは、仲介IFAの仲介手数料を投資家に開示する義務のことで、これは投資家にはあまり関係ありませんが、マルチ形式の紹介システムを構築しているIFAにとっては、マルチ形式の維持が難しくなるため好まれません。

 

このように、RL360も何らかの変化に徐々に巻き込まれているような気がします。

 

ITAについては、一番の問題は紹介するひとが多すぎるということでしょう。

 

そのため、小難しいAMLテストの投入など紹介者の権利をなかなか維持できないような障壁を設けてきている感じです。

 

RL360のQUANTUM(クアンタム)が年内で打ち切りということであれば、新商品の情報はまだ分かりませんが、まだ買っていないひとは年内に買っておいたほうが良いかもしれません。