クレジットカードで資金移転を可能にする一括の投資商品が・・・。 | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

インベスター☆トラ☆☆の商品で耳にすることが多いのは、積立型の商品で1)Evolution(エボリューション)か2)S&P500 INDEX 15年のどちらかだろう。




しかし、インベスター☆トラ☆☆には、PLATINUM(プラチナム)と呼ばれる一括型のファンドオブファンズラップ口座もあり、S&P500 INDEXにも7年後に元本が保証された一括型もある。




また、ACCESS PORTFOLIO(アクセスポートフォリオ)という、フレンズプロビデントではRESERVE(リザーブ)に該当するPPB(プライベート・ポートフォリオ・ボンド)と呼ばれるファンドでも株でも債権でも、世界中の投資商品が何でも購入できるミニ・プライベートバンクのような口座もある。




フレンズプロビデントやRL360°(ロイヤルロンドン)と比較して、インベスター☆トラ☆☆の提供する一括型の投資商品が圧倒的に凄いところは、“一括の投資商品であるにも関わらず、クレジットカードによる支払いが可能である”というところだ。




一体これの何が凄いのか?お分かりにならないかもしれないが、歴史的に見ても画期的なフィーチャーなのだ。




ご存じのように、フレンズプロビデントやRL360°(ロイヤルロンドン)、ITA(インベスター☆トラ☆☆)が提供する積立型の投資商品は、毎月の積立を日本で発行されたクレジットカードで行うことができ、そのことによって少しずつ時間をかけてではあるが日本の銀行にある資産を、タックスヘイブンにクレジットカードの決済システムを経由して、あたかも海外での商品の購入のような形で秘密裏に資産を移転することが可能だ。




また、最近香港のSunlife(サンライフ)も、年払いのみではあるが、毎年の保険料の支払いがクレジットカードで可能となった。




そもそも、海外の投資商品への支払いをたとえ積立であれクレジットカードで商品を買うように決済できるということ自体が奇跡に近いのだが、一括の投資商品をクレジットカードで一括払いできるものというのは今まで存在しなかった。




「日本の銀行にある現金を海外に移転したい」というニーズは、いわゆるキャピタルフライト(資産疎開)というトレンドの中で根強く存在する。




しかし、海外の金融機関に電信送金(TT)という一般的に考えられる短絡的手法で送金をした場合には、その送金記録が銀行に残り、それは100%金融庁に報告されるガラス張りの情報となってしまう。




話題のマイナンバー制度が開始された後は、その送金情報もマイナンバーと紐付きになる。




マイナンバー制度の最大の目的は、「国民の資産を正確に把握する」ということだと考えられるので、データーとして紐付きになるような資金の移動は全て把握される。




それを回避可能な海外への資金移転手段は、無申告で現金を海外に持ち出すか、海外の積立商品の支払いをカードで決済するくらいしか存在しなかった。




しかし、いずれの手法も、一挙に大きな金額を動かすことはできない。




一括の資金をクレジットカードを利用して海外に移転する方法は、たとえば海外で金(ゴールド)をカードで買い、翌日にそれを売って現金化するといったような荒技も考えられたが、物理的に海外に行かなければならないのと、金の売り買いのスプレッドや相場の変動などリスク要素もあり実際にやったことのある人の話は聞いたことがない。




インベスター☆トラ☆の一括投資商品は、プラチナナム、S&P500、アクセアスポートフォリオのいずれもクレジットカードで支払いが可能だが、もちろんクレジットカードの与信枠以上の買い物はできない。




クレジットカードによる決済手数料として3.5%の手数料がかかることにも注意が必要だ。




これは、一括の商品に関してのみで、積立の商品ではカード手数料は今のところ発生しない。




たとえば、10,000ドルの投資を行うとすれば、3.5%の手数料が上乗せされた10,350ドルがそのときの為替レートで決済され、円で引き落とされる。


カード会社によってこの為替手数料は若干異なるが、感覚的には1-2%はかかるような気がする。




このような商品を活用して、クレジットカードで円をUSDなどに変えて海外に移転するコストは、この場合5%程度と考えられる。




しかし、1年で円が20%以上も安くなってしまう可能性を考えると5%などコストとしては小さいかもしれない。




そして、今回、抜群のタイミングでインベスターズトラストから資金移転目的だけにほぼ特化した新商品「Flex Plan」がリリースされた。




この「Flex Plan」についてはいずれ改めてアメンバー限定で詳細を公開しようと思うが、簡単に言えば、(日本の)クレジットカードを使用して、資金を一括で海外に移転し、それを海外側で発行されるVISAプリペイカードで引き出しも自由にできるような、ある種の銀行口座のようなものを投資商品として作ったと考えられる。




この「フレックス・プラン」では、投資資金の100%がUSドルのMMFに投入されるものだが、運用商品というよりは、銀行の口座に近いものであり、その口座への入金がクレジットカードでできるようなものだ。




しかも、VISAプリペイドカードなるものがセットで発行され、それによって資金の使用が可能となっている。




簡単に言えば、日本のクレジットカードで、海外の口座に資金が移転でき、それをVISAプリペイドカードで引き出すことも可能なプラットフォームだ。




このフレックス・プランに申し込みができるのは、既存のインベスターズトラスト顧客もしくは、イントロデューサーに限られる。




それゆえ、商品はインベスター☆トラ☆☆のオフィシャルHPには公開されていない。




興味があるひとは、インベスター☆トラ☆☆のイントロデューサーか取り扱いIFAに直接問い合わせる必要がある。




このフレックス・プランの口座から、積立の支払いも可能だし、イントロデューサーのコミッション受け取りも可能だ。




論理的には、このフレックスプランの口座からRL360°やフレンズプロビデントの積立を行うことも可能と思われる。