残念ながら完全な冗談です・・・。
株式や債券、不動産のファンドとかがスタンダードな投資信託のネタで、やばそうなのはFXの自動売買ファンドとか、金や原油の採掘権などで驚くような配当の私募債。
最近では、ブックメーカーというオンラインでスポーツギャンブルをするものに、アービトラージの理論を導入したスポーツブックメーカー・アービトラージなるものなどもちょうどダメになったところですが、それが本物であれニセモノや詐欺であれ、なんか投資対象として面白くないと感じていました。
疲れ果てた頭でぼうっと考えていて、気絶寸前の私の頭の中に突然素晴らしいファンドのアイデアが思い浮かんだのです!
これなら月配当10%を実現できるかも!
(これから先は、下ネタなので女性の読者の方はご勘弁ください・・・。)
その名も「141ファンド=ワン・フォー・ワン・ファンド」です。
名前自体は破たんした121ファンドをもじっていますが、はたしてその実態は香港では有名な141システムに投資するファンドです。
あのマン社も使っている?141システムです!
(141システムについて詳しく知りたい方は、141,comで調べてください。)
最低投資額は約100万円=10万HKドルです。
香港ドル建て。
BVI法人 141FUNDS LIMITEDの香港HSBC口座でお金を集めます。
配当は、香港HSBCの個人口座に非課税で配当を受け取れます。
配当は、毎月配当で変動しますが、投資額の10%を目指します。
運用方法は、皆さんの出資金(貸付契約)で、香港のボロいアパートの部屋を、例えばまとめて100室借ります。
1室あたりの家賃が月に5万円として、5万円x100室=500万円です。
そこに中国から連れてきた女の子を100人住まわせて、最低でもひとりあたり1日4人の客を取らせます。
1回あたりの収入が5000円だとして、5000円x4人x100人=150万円が1日の売り上げになります。
女の子は1ヶ月のうちに必ず生理の日があるので、30日は働けません。
稼働率も100%とは限りませんので、ざっくり20日と考えます。
すると、1ヶ月の売り上げは150万円x20日=3000万円です。
3000万円の売り上げのうち、女の子の給料と家賃500万円とその他の経費と私の取り分で2000万円~2500万円が消えるとすれば、最終的な利益は500万~1000万円です。
1ヶ月単位でみると、少なくとも2500万円の経費に対して500万の利益が元締めには残る勘定です。
500万円の利益は2500万円の経費に対して20%です。
実際には、中国から調達する女の子は、仕事をしなければ1円も貰えませんから、実質的な支出は主に家賃の500万円だけです。
500万円の投資で、毎月500万円儲かる???月当たりの利益率が100%???
これなら毎月10%配当なんてへっちゃらです。
紹介手数料も10%出しちゃいましょうか…。
これでMLM式の販売網を作れば完璧です。
嫌々現実はそんなに甘くはありません。
実際には、アパートのデポジットや、改装工事費、部屋のメンテナンスやなんやかんやで、
デポジット2ヶ月分=500万円x2ヶ月=1000万円
改装費+備品=1部屋あたり10万円x100室=1000万円
女の子の調達費用=1人当たり10万円x100人=1000万円
システム構築費=500万円
マフィアへのみかじめ料?
警察へのわいろ?
など、初期に必要な費用はざっくり100室計算で最低でも3500万円はかかります。
余裕を見て5000万円を50人から100万円ずつ集めることにしましょう。
毎月500万円の利益を全部金利として配当すれば10%配当になりますが・・・しかし、この場合元本の100万円は計算上帰って来なくなります。
うーん、ちょっと10%は出し過ぎか…。
やはり5%にしましょうか。
紹介手数料も無しです。
それでも、配当率や元本の保証できるものではありません。
運用は女の子の働きしだいです。
あと、マフィアの抗争とか、警察の手入れとか、そういうものが最大のリスク要因でしょうか・・・。
この141ファンドの肝は、何と言ってもオンラインで部屋ごとの運用状況が毎日リアルタイムで確認できる141システムです。
何号室の誰が、どのような稼働状況で、売り上げがいくらと言うレベルまで、メンバーサイトにログインして頂ければいつでも確認できますのでとても安心感があります。
その日の売り上げや、配当率がひとめでわかる素晴らしいシステムです。
配当はご希望であれば、HSBC香港の口座以外でも、ニュージーランドのFSP法人MRG BANKでも受け取ることが可能です。
その場合は、その配当をそのままMRG BANK経由マレーシアのPAMM口座で運用することも可能です。
詳細は、141fund,comでご確認ください。
※ 尚、この情報は全てフィクションで実在するものではありませんのでご注意ください。