先週行きつけのHSBC中国シンセン支店で聞いた話では、毎月およそ30億円相当の日本人資金が流入しているとのこと。
これはシンセン各支店の合計で、HSBC中国全体の数字ではありません。
もちろん、人民元による預金が主な目的であると想像できます。
外貨から人民元への両替制限が、年間USD50,000相当までということを考えると、驚くべき数字です。
国外から人民元をキャッシュで持ち込むか、中国国内の第三者口座からの送金であれば、その制限には引っかかりませんが、人民元は100人民元札が最大であることを考えると、キャッシュでの持ち込みは日本円の10倍のかさ(量)になるわけですから、とても危険な行為です。
もし、見つかったら没収です。
第三者口座経由の人民元送金は、持ち込みに比べればはるかに安全ですが、完全にマネーロンダリングです。
そういったオープンな地下銀行システムが存在するのも中国のすごいところです。