面白い話を聞きました。
金融の世界では、実態と表面上マスコミなどで報道されることには往々にして乖離があり、
誰かは解らぬ巨大な資本のパワーが市場をコントロールしていることがあります。
そんなことは我々一般民間人の知るところではないのですが、香港では普通に裏話が業界で
出たりすることがあります。
今は、円高、株安ですが、いったい誰が株を売っているのでしょうか?
一見、円高になって輸出に依存する大手企業の業績が悪くなると予想されるので株価が下がるような
気がしていますが、実はそうではないというのです。
外国人投資家が年初からそこそこ儲かった日本株を売る逃げる為に円高にしてそれを利用して売りまくって
いるから株安になるということなのです。
外国人投資家にとって、円が高い時に日本株を売って、外貨に変えたほうが得なので、その為にわざわざ円高
環境を創出しているというのです。
ということは、彼らがそこそこ株を手仕舞いし終わったところで、円高の役目も終わりとなるのでしょうか。
為替というものは、個人投資家の手に負えるものではなさそうです。