早く火葬してくれ。
こんばんみだコンニャロー。
筒井は精神状態が悪かった。
今日のニュース。
コンフェデ杯 日本、ブラジルとドロー 準決勝進出ならず
【ケルン(ドイツ)安間徹】サッカーの日本代表が来年のサッカーワールドカップ(W杯)ドイツ大会に向けて明るい材料を得た。22日夜(日本時間23日未明)、当地で行われたコンフェデレーションズカップ1次リーグB組の最終戦。日本は世界ランキング1位のブラジルと2-2で引き分けた。ブラジルと勝ち点で並んだ日本は得失点差で下回って3位となり、目標だった準決勝進出は果たせなかった。しかし、ロナウジーニョ(バルセロナ)、カカ(ACミラン)ら主力が出場したサッカー王国に2度追いつく展開に、初めて母国との対戦に挑んだジーコ監督もチームの成長ぶりに満足感を示した。(毎日新聞) - 6月23日18時4分更新
俊輔が強力なミドルシュートを決めたらしい。そして俊輔のコーナーキックのリバウンドを大黒が決めた。大黒は「走ったら僕らのほうが速かった」と豪語している。ブラジルから2点とったことは誇っていいと筒井は思っている。大黒をフル出場させたら面白いだろうと思う。
今日の筒井。
その日、筒井はうつだった。人生に何の意義も見いだせない。やることがなくてひまだ。サイトへの来訪者も悲しくなるくらい少ない。テレビゲーム(テイルズオブリバース)は話がなかなか進まず退屈だった。小説やハウツーものは書いたってどうせボツだろうと悲観的だった。それでも朝10時になったら図書館へ行かずにいられなかった。
図書館と併設された文化センターで何かのイベントがあるようで、駐車場はとても混んでいた。首に身分証をさげた男が立っていた。ちょっと嫌な予感がしていた。しかし気にせずトランクからねこ缶を取り出し、ビニール袋にさげた。男の横を通り過ぎようとすると案の定話しかけてきた。
「ねこにエサやっている方ですか?」
「そうですけど」
「ねこが全部食べ終わるまで見ていてもらえますか? 蠅がたかっちゃうし、処分してしまうので意味ないと思いますよ」
職員がそう話す間に筒井は2回「分かりました」と答えた。うるせーなばっきゃろーという意味の分かりましただ。ねこにエサをやるなとは言っていない。次の日からも安心してエサをやれる。ねこは1匹もいなかった。しばらく探しているとママねこの白い毛が植え込みの奥にあるのを見つけた。筒井が缶を開けるとママねこは出てきた。黒ねこも出てきた。
2匹は1缶半を食べた。最近、黒茶の子は出てこない。体も一番小さいので心配している。まだママのお乳で栄養補給できているといいのだが。白い子はだめかもしれない。2,3日見ていない。人間とも、他のねことも対立していた。
命に関することで悲しいニュースがある。筒井の家で飼っている柴犬・左京の子供が1匹死んだそうだ。もらわれる予定だったのだが、ドッグフードをのどに詰まらせて死んでしまったらしい。もう火葬したそうだ。Sさんの奥さんが泣きながら電話で瞳と話したという。3匹しか産まれなかったうちの1匹の存在はあまりにも大きすぎる。筒井は言った。
「また左京とサミーちゃんを交尾させてやろう」
馬の世界と同じく、犬の世界でも種付け料というものはあるらしい。近所で瞳が聞いた話によると、1回で4万円オス犬はもらえるらしい。今回の件では筒井の家はSさんから1銭ももらっていない。くれとも言いにくい話だ。
図書館の話に戻ろう。結局何分経っても2匹しか出てこなかった。筒井は職員に文句を言わさぬように残ったエサを植え込みに押し込んだ。そのまま帰ろうかと思ったが、学習室で本を読んでみようという気になった。しかし集中力が続かない。だいたい読んでいる本がつまらないのだ。天国の本屋シリーズの『恋火』だ。買わなきゃよかったと筒井は思った。明日までに読み終えればいい予定なので、明日一気に読んでしまうつもりでいる。
図書館を出た。そのまま家に帰っても仕方がないので筒井はソフト屋へ寄った。ダイエット中だというのにセブンティーンアイスクリームを食べてしまう。そうなると人間ヤケになるもので、銀だこ(たこ焼き)まで食べてしまった。筒井は家に帰ってふて寝した。
そんなところだ。今もやけ酒を飲んでいる。今後の予定は蒲団にぶっ倒れることだけだ。人生に何の希望もない。早く火葬してほしい。それではまた。
今日のお言葉
早く火葬してくれ。
(筒井)