エッセイ153「楽しいTOEIC」
僕は割と英語が好きである。中学生の時から英語はトップクラスだったし、高校でもまずまずの成績を残した。大学の時は痛快だった。英語五科目・ドイツ語二科目、すべてAA(最高ランク)だった。比較的素養はあった。
大学三年生の時に、就職に有利なようにTOEICを受けた。六百六十点だった。大学院に進学する際のクリアラインが六百点だったし、大学新卒の平均点が四百点だということを考えるとまあまあいいのではないかと思う。
大学を卒業してから五年経って、また受験してみようと思った。モチベーションはあまり高くなかったが、ネットでオンライン決済をすませてしまったのでしかたなく受験することにした。
事前にパソコンソフトで模擬試験をやってみていた。三百十五点と出た。こんなにも力が落ちるのかと愕然とした。しかし模試は模試だし、本番はもっといい点数を取れるだろうと思っていた。リスニングとリーディングは共になんとなくできたような気がした。
忘れた頃に試験結果が返ってきた。なんと! 三百十五点だった。リスニングが二百三十五点、リーディングがなんと九十五点(!)。これにはさすがに驚いた。そしてパソコンソフトの精度の高さにも驚いた。TOEICの勉強ができるように、と文法の問題集、リスニング用のCDとポータブルCD再生機まで買ってあったのに。
何もなければ勉強していたはずだが、小説を書いたり、エッセイを書いたりするほうが楽しくて、TOEICは当分の間お預けということになった。でも今から勉強したって役に立つわけでもないし、大学三年の時よりいい点が取れるようになるまでは相当努力が必要なようで、もう二度と受験することはないかもしれない。
大学三年生の時に、就職に有利なようにTOEICを受けた。六百六十点だった。大学院に進学する際のクリアラインが六百点だったし、大学新卒の平均点が四百点だということを考えるとまあまあいいのではないかと思う。
大学を卒業してから五年経って、また受験してみようと思った。モチベーションはあまり高くなかったが、ネットでオンライン決済をすませてしまったのでしかたなく受験することにした。
事前にパソコンソフトで模擬試験をやってみていた。三百十五点と出た。こんなにも力が落ちるのかと愕然とした。しかし模試は模試だし、本番はもっといい点数を取れるだろうと思っていた。リスニングとリーディングは共になんとなくできたような気がした。
忘れた頃に試験結果が返ってきた。なんと! 三百十五点だった。リスニングが二百三十五点、リーディングがなんと九十五点(!)。これにはさすがに驚いた。そしてパソコンソフトの精度の高さにも驚いた。TOEICの勉強ができるように、と文法の問題集、リスニング用のCDとポータブルCD再生機まで買ってあったのに。
何もなければ勉強していたはずだが、小説を書いたり、エッセイを書いたりするほうが楽しくて、TOEICは当分の間お預けということになった。でも今から勉強したって役に立つわけでもないし、大学三年の時よりいい点が取れるようになるまでは相当努力が必要なようで、もう二度と受験することはないかもしれない。