エッセイ135「カラオケ大好き!」
僕はカラオケが好きである。特別うまいというほどでもないのですが、高校生くらいの時からカラオケボックスにはよく行っていました。男性ボーカルだとミスターチルドレンやイエローモンキーあたりを歌うことが多いです。でもどちらかというと女性ボーカルの曲のほうが好きで、よく歌います。キーが高いので普通は下げるのでしょうが、僕の場合は一番高くします。そして一オクターブ低く歌うのです。これだとちょうどよく気持ちよく歌える高さになります。この裏技は知っている人はあまりいないのではないでしょうか。
大学休学中は不安でした。次の春から三歳年下の人たちにうまく溶け込めなければなりません。それには今何をすればいいか。僕の頭に浮かんだ答えは二つ。英検受験とカラオケです。英検は一回で二級に合格しました。カラオケはいいコミュニケーションツールになるのではないかと思ったのです。そこで近くのカラオケボックスで歌い込みました。十二時から十八時まで歌い放題だったので三日連続で六時間歌い続けました。合計十八時間です。もちろんひとりで。アーティスト名を「あ」から歌い始め、五十音順に知っている歌はすべて歌いました。その結果が二十時間歌い続けにつながったのです。気持ちよかったです。声が少しかれました。
コミュニケーションのために歌い始めたわけですが、果たして役に立ったのだかどうか。もともと歌うのは好きなのでただの趣味で終わってしまったような気もします。大学に復学してからもちろんカラオケを歌う機会が何度もありました。よくうまいと褒められました。自分でいうのも何ですがもともとうまいのです。
復学して彼女ができてからさらによくカラオケに行くようになりました。小沢健二や岡村靖幸を歌って欲しいとのリクエストがあり、歌うと喜ばれました。
今でもひまでどうしようもなくなったときに歌いにいったりします。ひとりカラオケは楽しいです。場の雰囲気や他の人の歌などに気を使わなくてすみますから。