エッセイ130「占いフリーク」 | あなたのココロ、治します。

エッセイ130「占いフリーク」



 僕は占いが結構好きです。女性で占い好きは多いですけどね。僕は人生の岐路に立たされて、どうしたらいいかわからなくなることがよくあります。そんなときに占いです。占い師にみてもらいます。本当は自分でタロットや手相をわかればいいのですが、そう思って本屋で占いの本を買ってみても最後まで読んだ試しがありません。占いは難しいです。プロにみてもらうのが一番です。最近では元旦に占ってもらいに新宿のミロードまでいってきました。新しいハンドルネームをつけてもらいにいったのです。ハンドルネームとは、インターネット上で使うあだ名みたいなものです。以前は「さる」というものでした。しかし、友人からも不評で、知り合いから「このHNだと損しているよ」といわれ、新しく縁起のいいHNをつけてもらいにいったのです。
元旦から占い師さんは営業しているのですね。十一時オープンということで二十分ばかり時間が空きました。そこで花園神社まで歩いていってお参りをしてきました。おみくじを引いたら見事に大吉! 今年はいけるぞ、と思いました。ミロードに戻ってみると占い師がブースの準備をしていました。「二、三分待ってね」といわれ、ベンチに座って待つ。準備が整う。今回はM先生という方に当たった。早速僕が用意してきたHNを先生に見せると「そんなんじゃ弱い! 画面の真ん中に<賢>ってでっかく書くのよ! その下に<KEN>って書くの。ね。見た人はあれ、なんだろうって引きずり込まれるでしょ?」と力説。僕もそれがいいかなあと思う。HNは「賢」で決定。ついでに手相まで見てもらいました。「恋愛運、今年はいいことあるよ」といわれましたがこちらはそんな気配は全くしません。なんだかんだと時間もオーバーして、通常なら一万二千円払わなければならないところを先生は指を一本立てて「これでいくか?」という。もうちょっとまけてもらえませんか、というと「よし、元旦でめでたいしな!」といって六千円にまけて下さいました。
帰りの電車の中でホクホクです。今年はいい感じでいけるぞ、と思う。家に帰って早速このことをネット友達に話すと「HN占いのサイトもあるよ」と教えてくれました。そこで占ってみると「賢」では吉と出ました。いくつか応用例があってその中で大吉だったのは「まったり賢」というものでした。ジョークとしても面白いのでそのHNで今年はいくことに決めました。
これが今年の占い。去年はもっとたくさん占ってもらいました。長生きするよ、気が短くて損するね、などとバシバシあてられてしまいました。その中で「僕のこれからの十年はどうなりますか?」と聞いたことがあります。すると「今は頭が良すぎる状態ですが、これが程々になって今とは別人のように活躍しますよ」といわれました。まあ、占い師もサービス業ですから喜ぶことを言うのかも知れませんが、「頭が良すぎて」という言葉が強烈に頭に残りました。今年三十一歳になりますが、本を二冊出版したり、精神状態も良好なことが多く、だんだんいい運勢が回ってきたような感じがしています。中学生の時に最盛期を迎えた僕の人生ですが、もう一花咲くのではないかと期待しています。占いは楽しいですね。