エッセイ115「旧友と読書とわたし」
今日は日曜日ですかー。相変わらず曜日の感覚がないですねえ。いいことだー。相変わらず今日なにをしたかあんまり覚えてません。向精神薬が記憶力の低下を招くという話を聞いたことがあります。そんなことが関係あるのかなあ。
今日したことで覚えてるのは本を読んだことだけ。『みんないってしまう』(山本文緒)を買ってから数年、数か月もかかってやっと読み終えました。ごく普通の短編集なのですがなんか読む気をなくさせるものがありました。そのあとこれまた目の上のたんこぶになっている『家族シネマ』(柳美里)を読もうと試みたのですが挫折。読む気にならない。夏の読書計画は読むべき本を読むのではなく、読みたい本を読むことにしようと思って『仮面の告白』(三島由紀夫)を買ってきました。そうしたらなんだか読んでない本がもったいないように思えてきて、もう一回家族シネマに挑戦してみたら六○ページほど読めました。ここまできたら最後まで読めます。どうも僕は読まず嫌いが激しくて、名作をなかなか読めないでいます。時間は無限にあるんだからもったいない話です。今日中に家族シネマを読み終えられるかな。読むのが遅いので読書も一苦労です。速読の通信講座を取って五○時間トレーニングしましたけどほとんど効果はなかったですね。特に文学作品を読むのには速読は適していないんじゃないかと思います。それから高校の友人と一八日に会うということで音信不通だったT井とH本に電話をしました。Tはとっくに結婚していて子供が小学校に上がったらしいし、Hも近日結婚することを聞きました。意外です。Hは結婚しそうにない感じがします。一八日はたくさんの旧友が集まりそうです。名刺を準備していきます。肩書きは「文筆家」です。もちろん生業ではないですけど「家」というんだったら自由でしょ? 読書家、努力家、愛妻家。今日は旧友と連絡が取れて、また、なかなか読めなかった本を読めて幸せでした。皆さんのご多幸は自分自身でつかみ取れ! ←なぜかアツい。