エッセイ101「憧れの人 」
今日は昼間ずっと起きてましたねえ。家族三人で庭仕事をするということで手伝わされました。兄がもうすぐいなくなってしまうのでこうして三人で庭仕事をすることなんて人生でもう二度とないんだろうなあ、なんて思いながら。
明日母親の誕生日なのでモロゾフのチーズケーキを買って外食しました。何と五月二○日はリョウコの誕生日でもあるんです。手紙と一緒に花キューピットでも送ってやろうかと思ったりしたのですが、さすがにそれはやりすぎだし、旦那と構えている新居の住所もしりませんしね。
告白の件、元彼女は知っていました。何だかすっかり割り切れていてすごいなあと思いました。僕だったら未練たらたらで「えー、いかないでえ」とか平気で言いそうですもん。お返事はまだいただいていません。もしかしたら今が一番幸福なのかも知れません。告白前よりも、返事をもらったあとよりも。でもそういったら返事かけなくなりますよねえ。いいんです。あの人は高嶺の花ですから、眺めているだけで幸せなんです。ちょうどあの人も僕もフリーだし、記念受験じゃないけども記念告白してみるか! みたいなノリなんです。つきあえたらなんて幸せだろうと思います。でもそれは願ってはいけないことなのです。空想に浸る材料であるべきなのです。断られたらどうする? ものすごい長文で自分の愛を伝える(笑)? 二番煎じはいけません。僕はまた静かな生活に戻るかな。でも恋の味、しめちゃったなあ。
恋人募集中ってプラカードに書いて首から下げて街を歩いてみたい。そういうわかりやすいシステムがあればいいのにって思います。ステディがいる人は頭の上にグリーンのランプがついている。恋人募集中の人は赤いサイレンが点滅している、とかね。特に急募の人は点滅がめっちゃ早いとか。あーあ、恋人欲しいなあ。恋人って言うか、あの人欲しいなあ。僕はかつてあの人を恋人にした人を知っている。詳しくは知りませんが、電話の最中に寝るな、とか、結構どうでもいいことで別れちゃったみたいです。僕はその男の人はすっごくもったいないことをしたと思います。あんな素敵な人、滅多にいないのに。今日も幸せな気分に酔えて幸せです。