エッセイ85「明るくなって参りましたよぉー 」
昨日、一昨日とHさんの呪縛にとりつかれて激ブルーになっていましたが、向精神薬とセントジョーンズワートのおかげか、今日は朝からすっきりしていました。日中のひまな時間をいかにして潰すかということが我々ひきこもりの課題な訳ですが、そこを僕は図書館やまんが図書室に行ったり、用もないのに本屋をふらついてみたりしていたわけです。それじゃいかんということでバイトをしなくちゃならん、いや就職しなくちゃならんといった固定観念が働いていました。しかし僕は新しい活路を見出しました。それは庭仕事です。うちは建坪の割には土地が広くて、無駄なスペースにどうでもいい物がたくさん置いてあるわけです。それを何とか整理しようと思えば半永久的な時間がかかります。それをやろうかなと。それが母のためにもなり、死んだ父のためにもなるんじゃないかと思うわけです。それに「いいことをしている」という感じがして気持ちがいいのです。今日もさっそく要らない材木を電気ノコギリでカットしてゴミとして出せるようにしたりしました。何が必要で何が不要かの境界線が母にしかわからないので、いちいち母の指示を待たなければならないわけですが、それさえわかればしめたものです。子供の頃から父に大工作業を手伝わされたおかげでたいていの大工道具を使えます。道具もたいてい揃っています。きょうび手押しの耕運機を持っている家庭なんてなかなかないでしょう。父が好きだったからそういうものが家にいっぱいあるのです。そんなわけで午前中に少し作業をしていたら、今日が病院へ行く日だったことに気付きました。
今日は診察無しの薬のみにしました。精神状態もほぼニュートラルだし、眠剤も奇跡的にぴったりフィットしてるので医者と話すことなどないのです。いつもこうでありたいんですが、季節やら環境やらでそうはいかないんですねえ。午後も疲れない程度に作業をしました。うつは疲れるとひどく悪化するんです。いつまでにやらねばならないとかいったことではないのでのんびり作業をしていこうと思っています。ほんと親孝行だな、僕は。いや、実はやるべき事とやりたいことがマッチして嬉しいんですよ。自分のうちの庭仕事なら対人恐怖症なんて関係ないし。やや浮かれ気味ですね。僕。