エッセイ69「パズルブルー」 | あなたのココロ、治します。

エッセイ69「パズルブルー」


 今日こそは通信添削が返ってくるだろうと思ってほんとに期待して待っていたのですが、結局何も来ませんでした。来たのは速読の会社から「制作が間に合ってません。遅れます。すみません」という葉書のみ。今日一日で五回はポストの中を調べました。がっかり。
午前中は母に頼まれて庭の芝の根きりをしました。僕もよくわかりませんが、冬の間に芝の根っこをざくざく切っておくと次のシーズンに元気な芝が生えるそうな。
午後はほんとにやることがなくて参った。のたうち回った。パズル講座をやるんだったら最近のパズルを研究しようかなどと考えて夕飯前になって本屋へ行って買ってきた。しかしよくあれだけパズル雑誌がありますよね。三○誌くらいあるそうです。それだけひまじんがいるってことですよね。それでパズルやって満たされている人が一○○○万人もいると。不況とか言ってる前にそいつら働かせたらどうなんだろう。(僕も含めて)
雑誌を分析してるうちにブルーになってきました。この人たちはなんて無意味なものを作り続けているんだろうと。一冊に四○数題のパズルがあって、それが三○誌。そしてそれが延々と続いていく。普通の人はこんな考え方をしませんよね。この永続性みたいなものと無意味性みたいなものが僕は嫌いなんです。嫌いというかうんざりめまいがしてしまうというか。会社に三五年間勤め続けるとか言うのもこれに入ります。バイク好きとか、熱帯魚好きとかと同じように、パズル好きの人間がいるっていうだけですよね。今日はクロスワードやらずに寝たいです。でも眠れなくてやることがなくて多分夜中に解いているはずです。なんでこんなに精神状態のコントロールが難しいんだろう。病気だからといっちゃえばそれまでですが、他の人はもっと楽そう。今は病気だから年金が出てますが、五年から一○年後に治ったとして、四○歳近い男がぽっと社会に放り出されていったいなにができるというのでしょう。病気が治れば当然年金はストップします。今のうちから四○歳の自分に備えて資格を取ったりスキルを磨いておくべきなんでしょうね。今は遊んでいられる時間じゃないと。物書きなんて夢のようなことを考えていないで、もっと実益的なことをしなければならないのでしょうか。今後の身の振り考えないと。