お気に入りのモフモフがなくなっても安定の場所。
そうそれは、さるンルンの膝と腹の上
愛の重さだわ
いつからか・・・・パパとふたりでランチに行くのがお休みの日のお楽しみ
行ってみたいとか気になっている場所をグーグルなんちゃらで
ピン??しておいて、その時どこに行きたいのか決めていくんだけれど
この日は、旧国鉄倉吉廃線の少し先に行ったところにある
サテンドールに行ってきました。
建物が汚れていてお化け屋敷みたいだけれど・・・・
いや・・・・歴史を感じさせる建物なのッッッ
これマジでッ
実はサテンドールって名前、何か知ってる気がするってずっと思っていて、
オーナーさんに聞いたら、
さるンルンが小さいころ住んでいた地域にあったお店で
何なら、行ったことのあるお店だったということが判明したのよねっ
いやーー驚いたっ
創業は昭和62年。ずっと鳥取市内で営業されていて
16年前に、山が好きで山でレストランをやりたいッッッ
って思い立って、診療所だったこの建物に出会って移転されたんだそう。
いやぁ~~ ビビった
お店の中は、ほぼオーナーさんと奥様が手を加えてリフォームされたらしく・・・
昭和感あふれていて、なんだかとっても懐かしい感じ。
窓の外には落葉樹が植わっているのだけれど、
その時は針葉樹が街路樹として植わっていたそうで、
それが嫌で、わざわざ落葉樹に植え変えたんだって。
夏は落葉樹がいい感じで日差しを遮ってくれて、
冬はお日様の光を取り込んでくれる店内を演出してくれているんだそう。
そんな景観づくりのセンスも素敵
76歳だと言われていたオーナーさん。
ここに移転してから、やり残したことはないかな???
って考えた時、
あ、音楽って思ったんだそう。
で、やっちゃう
16年前に移転ってことだから・・・・60歳で音楽を始めたってこと
店内に自力でスタジオまで作って・・・・。
もう本当にすごいっ
奥に見える鉄の扉の向こうはレントゲン室だったみたいで
壁一面色を変えたいなってことでこの色を塗られたんだそう。
いやーーいいッッッ
ここで コロナ前は
『キッスは目にして』のボーカル コニーさんと縁があって
定期的にライブされたりもしたそうで
コロナ禍が開けるこれからも、もしかしてまた復活されるのかもしれないな
エルヴィス・プレスリーやマリリン・モンローのポスター
いいッッッ
所々に置かれている飛行機の模型???
天井からもぶら下がっていて‥‥これなんだろうって聞いてみたら
Uコーンていうだって。
これを木を切りだして、設計図を見ながら作って、
色も自分で塗って・・・・
何か本当、オーナーさん凄すぎるのよ。
いっぱいあって飾り切れないやつは、例のレントゲン室だった倉庫に
眠っているんだそう。
ほっ 欲しぃ・・・・
自転車もされていて、
そろそろいい季節だからって、分解してメンテして組み立てたり・・・
とにかく何でもできちゃうオーナーさんに
凄すぎるって言ったら
料理と一緒で、作り上げていくのが好きなのかなぁなんておっしゃってた。
それを一緒になって楽しんでいる奥様。
本当に仲睦まじい感じがうかがえて、それもまたほっこり癒されてしまうさるンルン。
お料理もそんなオーナーさんが作られるからこその
優しくて懐かしくて・・・。
サテンドールおすすめランチをいただいて
前菜
スープ
この日のお任せはハンバーグ
ハンバーグは大好きなんだけれど、時々胃にもたれちゃうのってあるよね・・・
全く感じず、ソースも優しいお味でペロリと頂いちゃいました。
とっても美味しかった。
最後のデザートは、
エビスビールを使ったシャーベット。
白鳥さんのカスタードたっぷりのシュークリーム
カスタードもどろりと出るタイプじゃなくって、
プルンとしている感じのヤツ。
最後まで目まで楽しいお料理でした。
お皿も毎回ワクワクしちゃうくらい楽しくって
おふたりの人生そのものが溢れているんだなぁって感じましたよ
復活してきたなぁって感じたさるンルンが
素敵なオーナーさん夫婦に出会えたこともまたなんだかすごくうれしくて
この日は、この後ずっとふわふわと心地よかったのだ
春が来ると落葉樹に新芽が吹いて
窓の外の景色も最高なんだそう。
また行かなくっちゃ。
そうそう、帰りは外まで見送ってくれたオーナーさんご夫婦。
外壁が汚れちゃってるから掃除しなくちゃっておっしゃってた
御無理されないで・・・・
何なら手伝おうかと思っちゃったさるンルンなのでした