第�話『SWEETHONEY』
第�話「少年」
ザーッ…
雨だ……
まだ梅雨だと言うのに空気は身体を刺すように冷たい
雨がまだ幼い身体の上を張って滴り落ちる。
「貴方、お父さんとお母さんは?」
「こんな所に居たら風邪を引くわ」
―クウ=ハイデルベルク―19歳
黒曜石の様な瞳で此方をみる少女はまだあどけなさが残っている
―クラウド=バルザック―16歳
「家族はいない…」
―少年は雨に濡れた唇を開き言う―
「えっ?!」
「俺には誰もいない」
「…俺は独りだから…」
―少女は一瞬驚き何かを言おうとしたが少年を連れて帰ることにした
「…」
「とにかく私の家へ行きましょ」「このままじゃ本当に風邪を引いちゃうわ」
「……」
少年は黙ったまま何かを考えてるようだ
―グイッ―
「…っ?!」
「な、何…?!」
「ほら早く立って!」
「いやっ…でも…」
「くしゅんっ」
―雨足が強くなってきたようだ―
少女は半ば強引に少年を連れてく事にした
家に着く頃には辺りはすっかり暗くなっていた
―続く―
ザーッ…
雨だ……
まだ梅雨だと言うのに空気は身体を刺すように冷たい
雨がまだ幼い身体の上を張って滴り落ちる。
「貴方、お父さんとお母さんは?」
「こんな所に居たら風邪を引くわ」
―クウ=ハイデルベルク―19歳
黒曜石の様な瞳で此方をみる少女はまだあどけなさが残っている
―クラウド=バルザック―16歳
「家族はいない…」
―少年は雨に濡れた唇を開き言う―
「えっ?!」
「俺には誰もいない」
「…俺は独りだから…」
―少女は一瞬驚き何かを言おうとしたが少年を連れて帰ることにした
「…」
「とにかく私の家へ行きましょ」「このままじゃ本当に風邪を引いちゃうわ」
「……」
少年は黙ったまま何かを考えてるようだ
―グイッ―
「…っ?!」
「な、何…?!」
「ほら早く立って!」
「いやっ…でも…」
「くしゅんっ」
―雨足が強くなってきたようだ―
少女は半ば強引に少年を連れてく事にした
家に着く頃には辺りはすっかり暗くなっていた
―続く―
