私は昭和生まれ
両親にとって初めての子どもでした。
歩き始めは普通にみんなと一緒でした。
ところが、一歳を過ぎても数歩歩いてはしゃがみこんでしまうというか転んでいた私。
そんな私を両親は心配して整形外科に連れていったそうです。
そこで、「筋肉が弱いからマッサージに通ってください」と言われたそうですが、実はこの時、股関節の臼がい形成不全を見落とされていました。
それが分かったのは腰の2度めの手術をした17歳の時でした。
それから母は私が歩けるようになるまで、半年以上、夏の暑い日もマッサージに連れて通ってくれました。
人間の記憶というものは恐ろしいもので、私の記憶の片隅に痛くて泣きわめいて母にすがり付いていた幼き頃の自分がうっすらとあります。
股関節がきちんとしてなかったのですから、歩けるわけなかったのです。
それでもマッサージで歩けるようになった私を両親は良かったと心から安堵したようでした。
それからは何の不自由もなかったのですが、走ることは大の苦手でした。
運動会の徒競走は万年ビリかよくてもその次。
6人走るなかで、1度だけ4位になったことがありましたが、嬉しくて嬉しくて大喜びしたのを覚えています。
股関節がちゃんとしてなかったのですから、走れなくて当たり前ですよね。今ならわかります(笑)
小学校までは、体育は苦手なこと位で普通に育っていたと思います。
つづく