こんにちは。

今日は「ドント・ルック・アップ」について書いていきます。

ずっと気になって見ていなかった映画の一つです。

 

これを見て、「どう思うか」が一番大事な気がする。

見る人によって感想がすごく変わる映画です。

そして相当な皮肉が込められています。

見ているこちらをバカにしているのか?と感じるくらいに。

このタイトルはかなり言い得て妙なのです。

 

試験前とかこう思いませんでしたか?

「あ〜あと1週間あればな〜」って(笑)

1週間前に戻ったって結局一緒なのに。

人間の心理ですよ、意外と時間あるなあって。

なんかそれの延長線のような感じがしました。

 

自分でなんとかできるならまだ良いですが、何にもできない、抵抗もできない状態じゃあ諦めるしかないですよね。

彗星が落ちてくるなんてわかったってどうすりゃ良いんです?笑

よく言いますよね?明日死ぬと思って行動しろって。

もし死ぬ日がわかっていたらどう行動しますか?

 

でもそれだけじゃないんです。

失うとわかって初めて大切さに気づくことってありますよね?

それも同時に自分は満たされていたんだなと気づくんです。

わたしたちは持っているもの以上のことを望んでしまいますが、本当は今あるもので十分なはずなのです。

これはかなり自分に言い聞かせていることでもあるのですが、そもそもこうやってパソコンでブログを書いていること、映画を自由に見れていることすらも恵まれている証拠なのです。

人間は当たり前すぎて些細なことに対するありがたみをすっかり忘れてしまいました。

そのことをまざまざと見せつけてくる映画です。

 

この映画、最後にちょっとくだらないシーンが入っています。

わたしは正直水を刺すような不要なシーンだと思いました。

随所に恵まれた豊かな環境で生きているということを散りばめておきながら、最後にこの間抜けなシーンは一体・・・?と感じました。

しかし、人によってはあのシーンがあってよかった、あのシーンがなければ完全につまらない映画だったと感じるのです。

わたしは感情移入するタイプなので余計かもしれませんが、ドントルックアップは他人事や映画の中だけの話ではないと思います。

そこに真実があるのに、どうしてそれを「見るな」と言えるのでしょうか。

見ないままにしておけば好転するのでしょうか。

 

皮肉たっぷりで人によってはただのコメディ映画だと感じるこちらの映画。

よかったら皆さんも見てみてください。

それでは、ありがとうございました。