以前の私の口癖は、

「何か楽しいことないかなぁ」でした。



毎日、家と職場の往復で、

趣味もなく、

劇的なことが起こる訳でもない。



仕事はそれなりに楽しかったのですが、

仕事ではない何かが欲しかったのです。



それも、旅行とか友達とご飯に行くとか、

イベントのようなことがないと、

ダメだと思っていました。



友達が少ない私にイベントは多くはなく、
暇を持て余していて、
「何か楽しいことないかなぁ」と
いつも言っていました。


 


そんなある日。



ある方が、

幸せを感じる瞬間、のような話をしていて、

その中で


・朝、スッキリ起きることができたとき

・朝食がうまく出来たとき

・出かける直前に雨が止んだ時


のように、

日常の何気ないことをあげていたのです。



その時の私は

「え〜、そんなことじゃ幸せ感じないよ〜」

と思いました。



幸せを感じるには、

欲しかった物を買ってもらうとか、

好きな人に告白されるとか、

宝くじが当たるとか、

もっと大きなことが

必要だと思っていたのです。






でも、大きなことって、

そうそう無いじゃないですか。



毎日毎日、

プレゼントもらえるような人も

いるかもしれないけど、

私はそうではない。



であれば、幸せを感じる時って、

そんなにないことになる。



大きなことがないと幸せじゃないのなら、

大きなことがあまり無い私は、

幸せではない、ということ。



これじゃいけない、と

考え方を変えようと試行錯誤しました。





日常のちょっとしたことを楽しめば良い。



誰かに楽しませてもらわなくても、

自分で自分を楽しませてあげる。



自分で自分を幸せにしてあげる。



日常のちょっとしたことを楽しんだり、

良いことに敏感でいたいと思います。