帰りを待つ。 | サリーちゃんのオシゴト

サリーちゃんのオシゴト

日々の出来事、感じたこと、出逢い・・・
青森県八戸市に住んでいる、サリーちゃんの「チエコ的ハチノヘ生活」をつづっているブログです♪

3月11日(金)お昼過ぎに、日本の広範囲において、


日本だけではなく、


世界史上まれにみる規模の地震が発生しました。



青森県 八戸市にある、私の会社の地震直後の様子です。



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仕事中だった私も、


立っているのがやっとでした。





家族と連絡がほとんど取れないまま、


会社の片付けも途中で抜けさせてもらい、


まずは、子ども達を迎えに出発。




午前授業で児童館にいたチビは、


「お母さん、怖かったよ~~。


あと、3人しか残っていなかったから、寂しかった~。」


と号泣。




お次は、おねーちゃん。


信号が消えているから、全く車が進みません。




先生から


「友達も一緒にお願いします!」と頼まれて、


3人を無事に送り届け、やっと自宅に。




お次は、


「近くの中学校に避難しなきゃ。」と


車イスのお義母さんを連れて学校へ。




体育館の中は、800人ほどで暖房もほとんど無く


体の不自由なお義母さんは


「寒いよ。寒いよ。」と


ガタガタ震え、


みんなのお力を借りて、車イスのまま車に運び、


結局、エンジンをかけたままで、一晩、車中泊。





12日(土)


お仕事だったので会社に出勤するも、


障がいを持つ母と、子どもたちに


何とか「暖」をとらせなくてはなくてはと、


実家のある湊町に避難。




実家のある「舘鼻公園」には、


テレビ局の中継車と、津波を見に来ていた人たちで


ひしめいていました。



船が打ち上げられたり、


車がひっくり返っている様子は、


まるでテレビの中のような景色。



全く、起きたことが信じられません。




実家も、停電はまだ復旧せず、


一晩、ローソク生活をしました。




そして、


ケータイもとうとう充電切れとなり、誰とも連絡がとれなく。。





13日(日)


自宅のある地域の停電復旧工事が終わったことを知り、


午後に自宅に戻り、


震災後、はじめてテレビの映像を見ました。




これが、日本!?


見てたら、何だか涙出てきた。。



我が家のパパも、


先週、東京(お台場)出張に行ってから


この震災で、まだ帰ってこれません。。。




何とかメールで連絡が取れたので、


じっと、待ちたいと思います。




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一秒でも、1分でも早く、被災地の状況が


落ち着いたものになりますよーに。



心から、そう願います。