「ビジネスで失敗する人の10の法則」
コカ・コーラ 元社長
ドナルド・R・キーオ 著
(はじめに)
会社が何かに失敗するということは、実際にはない。
失敗するのは個人だ。
失敗するのはたいてい、戦略の間違いとして
繰り返し指摘されてきた点にではなく
(もちろん、典型的な間違いが何らかの形で
揃っている場合もあるだろうが)
われわれ自身、つまり会社を指導する
経営者にある。
私は経営者ではありませんが
う~ん。。。と
考えながら読んだ一冊でした
失敗する人の法則とは
①リスクをとるのを止める
②柔軟性をなくす
③部下を遠ざける
④自分は無謬だと考える
⑤反則すれすれのところで戦う
⑥考えるのに時間を使わない
⑦専門家と外部コンサルタントを全面的に信頼する
⑧官僚組織を愛する
⑨一貫性のないメッセージを送る
⑩将来を恐れる
⑪仕事への熱意、人生への熱意を失う
本書であげた法則はどれも、一貫して頑固に守っていれば
事業でかならず失敗すると断言できるものばかりである。
キーオは
世界を代表する企業の経営者だった立場で
「事業に成功する方法は分からないが
失敗する方法なら分かる」
ということで、このが生まれたそうです。
そういえば
日経ビジネスのコラムにも
「敗軍の将、兵を語る」と
事業の失敗例が書かれていますものね
成功例ではなく、失敗例から学ぶ
大切なこと教えていただきました