長女5歳の花ちゃんのお話。


人見知りが激しく
生後半年よりも前から
誰かと目が合うだけで
号泣する赤ちゃんだった花ちゃん



私のお母さんですら
顔を見れず
抱っこもほぼできませんでした。



年少さんで入園したときは


毎日朝から、帰りまで



ずっと一日中泣いていた花ちゃん。



ママが帰ったら
ころっと楽しんでますよー♪



なんて言われた事は一度もなく。



今日も一日中、泣きっぱなしでしたー。

との報告と
花ちゃんの頬にある涙の跡。



泣きすぎて
パンパンに腫れてしまった瞼。



その姿を見るのが
辛くて辛くて。



拷問でもしているのかと言う気持ちで
いっぱいでした。



2ヶ月ぐらいで
朝は泣いても
日中は泣かなくなってきました。



でも
年中に上がり
担任の先生が変わると
また、毎朝泣くようになり
とにかく
新しい環境に慣れるのが
難しいタイプの子でした。



年長さんになると
泣く事はなくなるも
保育園やだーということは
たびたびありました。


そんな
花ちゃんの性格が変わっていったのは



約4ヶ月前。



私が
私の心と真剣に向き合うように
なってからです。



自分の心の問題が
何なのかが
はっきりと分かった頃から



なぜだか
引っ込み思案だった花ちゃんが
自分の意見を言える子に
なっていきました。



そして



交友関係が
一気に広がりました。



それまでは
仲のいい子
3人くらいしか
いつも名前が上がらなかったのに




その頃から
毎日違う子の名前が
出てくるようになりました。



そんな花ちゃんが
前から嫌だと言っていたこと。



それは
同じ学年なのに
歳が違うだけで
年下の子は年上の子に
言い返してはいけない



という
不思議なルールが
あるということ。



花ちゃんは3月生まれなので



どうしたって
みんなと同じ年齢に追いつくのは
最後の方に
なってしまいます。



頑張っても
追いつけないのに
理不尽な事を言われるのが
すごく嫌なようでした。



それでも
何も言えなかった花ちゃんは



ついに
今日、
ぶちギレたそうなんです笑い泣き



『6歳のが上とか、そういうの関係ないから!』と。



すると、
他のお友達も
そうだね!と言ってくれ




何より
言い出しっぺの子も



そうだよね!と
言ってきたようで



とても
びっくりしていました笑い泣き




そして
めちゃくちゃ平和主義の花ちゃんは



ついでに



『ケンカとかするの本当嫌だから!
絶対、ケンカしないから!』



と、みんなに言い張ったとの事。



ケンカは悪い事じゃないと
わたしは思っています



でも



花ちゃんは



みんなで仲良く遊ぶのが
楽しくて 
大好き♡


なようで。



女の子特有の
誰とは遊ぶけど
誰とは遊ばないー



とか




そういうちょっと
めんどくさい感じの事が



とにかくめんどくさくて
嫌らしく。



みんなで遊べば
楽しいじゃん!



と、思ってしまうようです。




人見知りで
場所見知りで



ママから離れたら
死んでしまうのでは…



そんな風に信じて
疑いようのなかった




弱くて
泣き虫な
花ちゃんは



もう
どこにもいないんだと




いつの間にか




すごくすごく



心の強い子に
成長していました。



そんな花ちゃんも
もうすぐ
卒園。



もうすぐ
小学生。




新しい環境
新しいお友達




きっと



また
人見知り
場所見知りを
発揮して




はじめのうちは




学校行きたくないー!とか言って
泣くのかな?



それでも




花ちゃんは
きっと
大丈夫だろうと




心の底から
信じる事ができるのは




花ちゃんが



たくさんの勇気を
見せてくれたから。



今日はお友達に
ズバっと言ってしまったのに



そんな事本当にあったのかな?
と思うくらい



保育園の帰り際




たくさんのお友達が



花ちゃんにバイバイを
言ってくれていたな。




そのままの自分で
ありのままの自分で



言いたい事をちゃんと伝えて




それでも愛される花ちゃん




親ですが




素敵な子だなと
思ってしまいました♡