( 写真は全くお題とは関係ないけれど去年の今頃のエクサンプロヴァンス旅行より。)
 
昨日のエドゥアール・フィリップ首相のテレビ演説を受けて在仏日本領事館から
翻訳された情報がいただけました。
 
ロックダウン以来毎日送信くださっていましたが今回で終了。
あとは特別な情報があるときはまた発信してくれるそうです。
歴史的にも大変な状況なので一応記録のために
こののんびりな日記にも記録しておきます。

相変わらず死者の数は日本に比べて段違いに多いのですが。。。号泣!

やはり経済の死を考えたときにこうした処置は仕方のないことなのでしょう。
医療崩壊を避けれるという見通しがあるということなのでしょうね。

統計
7日(木),フランス国内の感染者数計は629人増えて137,779人。
入院者数は775人減り23,208人,うち重篤者は186人減り2,961人。
病院での死者は149人増え16,386人,
要介護高齢者施設での死者は29人増え9,601人。
よって,フランス国内の死者数は178人増え25,987人。
【衛生:首相とヴェラン連帯・保健大臣と共同発表】
●移動制限措置解除の判断基準となる県毎の感染状況,集中治療室稼働率,PCR検査能力の色分けを発表。右の3点を総括した三色の色分けで県が緑ゾーンで示された地域は解除予定
赤ゾーンは,イル・ド・フランス圏,グラン・テスト圏,ブルゴーニュ・フランシュコンテ圏,オート・ド・フランス圏,海外県のマイヨット県。赤ゾーンでは引き続き中学や公園は閉鎖。マイヨット県及びイル・ド・フランス圏では特別な注意が必要。
マイヨット県では外出制限緩和の日付は5月11日より後となる。
●週に70万件のPCR検査が可能。医療保険で100%カバーされる。
●症状が出た場合は医者に相談し検査を受け,少なくとも8~10日,症状がなくなってから2日間の自宅またはホテルでの隔離(isolement)が必要。
●検査結果が陽性の場合は,医者が状況をフォローし,結果が陰性の場合でも,医者と対応ぶりを決める。陽性患者と接触した場合は自主隔離し,接触後7日後に,無症状の場合でもPCR検査を受けること。
●高齢者や慢性疾患のある脆弱な人への外出禁止は行わないが、引き続き厳重な注意を払ってほしい。
●高齢者施設の全職員に特別手当が支払われる。
【教育:ブランケール国民教育・青少年大臣と共同発表】
●フランス国内の80%~85%の学校が5月12日から学校再開。5月11日は教員の準備日に充てられる。
●緑ゾーンの県は5月18日以降、中学(5eと6eから)を再開する。高校についても6月上旬から再開する可能性がある。
【交通:ボルヌ環境連帯移行大臣と共同発表】
●11歳以上の公共交通機関利用者のマスク着用義務、違反した場合は135ユーロの罰金が科される。
●バス、トラム、電車は1日に1度消毒され,公共交通機関で消毒ジェルが設置される。
●SNCFは運行率50%の確保、6月上旬には通常の運行率を目指す。交通機関での混雑を避けるため、テレワークを推奨する。
●イル・ド・フランス圏においては,ラッシュアワーの間,職業証明書携行者とやむを得ない理由(健康上,司法・行政からの呼び出し,子供の同伴)のある者以外による公共交通機関の利用を禁止。利用者が多すぎる場合は駅を閉める場合もある。
【規則:カスタネ―ル内務大臣と共同発表】
●100キロ以内の移動は証明書は必要ない
。100キロ以上の移動は、仕事や家庭上の緊急な理由を示した証明書を持参する必要がある。
証明書は後日、内務省のサイトからダウンロード可能。
違反した場合は135ユーロの罰金が科される。
なお,100キロ以上の移動であっても居住地の県内なら許可。
コントロールの際に提示できるように,居住地を示す,住居契約,住所付請求書,小切手等を証明として携行すること。
●図書館、メディアテック、美術館は順次再開されるが,映画館、劇場、スポーツジムは引き続き閉鎖。
●10人以上の集会は禁止であり,5,000人以上の大規模イベントは9月まで不可。宗教行事は5月末までに再開できるように検討する。
●ビーチや湖は引き続き閉鎖するが、市の要請を受けて県庁が特別開放を認めることはできる。
●色分けが緑色(オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の全ての県)の県の公園開放。
●フランスとヨーロッパ各国(シェンゲン協定加盟国,EU加盟国と英国)との入境制限は6月15日まで延期。子供の監護や仕事上の絶対的な理由の場合、隣接するヨーロッパ内の国からの移動は特別に認められる。越境労働者の移動は引き続き可能。
●(日本を含む)シェンゲン協定非加盟国からの入国は、新たな決定があるまで閉鎖継続。
●仏国内に入る者(注:国籍問わず,別途定める感染流行地域からの入国の場合)について,原則14日間の隔離(quatorzaine)を実施。現時点では,シェンゲン圏からの入国は隔離対象外。ただし,仏海外領土からの入国は対象。
【経済:ル・メール経済・財務大臣とペニコ労働大臣による発表】
●カフェ,レストラン,バーを除く全ての商業施設の再開。約40万の企業,87.5万人が5月11日以降,仕事を再開する。
●イル・ド・フランス地域圏を除き、4万平方メートル以上であっても地域圏知事の同意があればショッピングセンターの再開を認める。
●再開した企業も引き続き、5月末まで連帯基金を利用が可能。
●外出制限措置により、閉鎖しなければならなかった小規模企業の3月~5月分の社会保険料・税の支払いは免除。
 
 
フランス国内旅行はまだ許可されそうもありませんが
もしかしたら夏以降は可能かもです。
早く旅に行きたいです。
でも日本に帰省することはまだまだ夢のまた夢 涙