先日在仏の日本領事館から届いた詳細の翻訳文を添付しておきます。

どうやら5月11日以降 に徐々にロックダウンを解除の見込みです。

でも一気に皆が出てますますリスクが増えそうで怖いです。

私は当分引きこもり続行かもです。(;^_^A

 

あ、そうそう!

マスクが配布されるそうです。アベノマスクみたいに一人二枚。

私は嬉しいです。(^_-)-☆

 

 

首相の演説の概要

 「ウイルスと共に生きる」,「段階的」,「地方毎に」が基本方針の3本柱。

我々はウイルスと共に暮らさなければならない。

ワクチン開発や集団免疫の形成はまだ先の話。

ウイルスが広がるスピードを抑えなければならない。
 5月11日以降も毎週状況を確認し対応していく。

6月2日以降,新たなフェーズに入れることを期待しているが,

仮に第2波が確認されたら,再度外出制限に戻る。

フランス国民の民度の高さを見せて欲しい。

 

県ごとに段階的に制限解除を行う。地方・県によって状況は大きく異なる。

明日から,カステックス制限解除担当長官を中心として各県議会等との協議を開始し,

明後日からは各県の民間団体とも協議を開始する。

5月7日までに各県毎の方針を固めていく。

5月7日以降、毎晩、県の感染状況をフランス公衆衛生局が報告する

(感染が少ない県は緑色で、多い県は赤色で表示される。)。

 

5月11日以降を一言で言えば,「防御,検査,隔離」である。従来どおり,社会的距離,手洗い等を徹底していただきたい。

●検査・マスク
 5月11日以降は1週間にあたり70万件の大量検査を行う。感染者との接触があった人も検査される。全ての検査は保険で100%カバーされる。学術委員会は一日当たり1,000~3,000の陽性者を見込んでいる
 多くの状況においてマスク着用が推奨される。学術委員会による見解の変化もあった。マスクは殆ど意味が無いとしていたが,あるに超したことはない,と意見が変わった。従来我々は,医療用マスクを20週間分備蓄し,その他は輸入に頼っていたが,EU,米等と同様に,輸入が出来なくなり,需要が供給を上回ってしまった。
 我々は,マスクの国内生産を5倍に拡大し,医療従事者に優先的にマスクを供給し,布マスクの生産も開始した。現在,週に1億枚のマスクと2,000万枚の布マスクを生産することができる。5月11日には十分な量のマスクが供給される。

●学校
 5月11日以降、10名を限度に保育園(creche)を再開する。幼稚園・小学校も段階的な再開を行うが1クラス15人まで、マスク・消毒ジェルを供給し感染防止対策を徹底する。子供のマスク着用は義務づけない,登校も保護者の自由意志に基づく。
 18日から感染が少ない県に限り、中学校の段階的な再開(6eme, 5emeから)を行う。中学生と教師はマスク着用は義務(市から供給される)。高校の再開については5月末に検討する。

●経済
 5月11日以降も最低3週間は、テレワークを続行する。テレワークが不可能な企業は時差勤務することで,交通機関の人の流れを分散するとともに従業員が職場で同時刻に重ることを減らすよう措置をとる。部分的失業措置(一時帰休)は6月1日まで続行。
 5月11日以降,レストラン,カフェ,バーを除く店舗は,マスク着用などの衛生対策が取られていれば再開。レストラン,カフェ,バーの再開日については、5月末に決定。
 社会的距離の厳守を条件として、全てのマルシェの再開。ただし、県庁もしくは市が感染防止対策を遵守出来ないと判断した場合はマルシェ再開が認められない。4万平方メートルを超えるショッピングセンターの再開については県庁が決定する。
 業種毎にコロナ対応マニュアルを作成している。現在33のマニュアルがあり,今後60まで拡大するので参照して欲しい。人と人との距離がとれない場合はマスクを義務付けて欲しい。

●移動 
 タクシーを含め公共交通機関でのマスク着用義務。地域間の移動を避ける為、TGVを含む電車の運行数は引き続き制限する。
 5月11日以降は、自宅から100キロ以内であれば、外出許可書を持参せず移動が出来る。100キロ以上の移動は仕事又は家庭上の理由でやむを得ない場合のみ許可される。

●社会生活
 5月11日以降も図書館,小規模な博物館,メディアテックは再開。映画館・劇場・大規模な博物館は引き続き閉館する。感染が多く見られる県では公園の閉鎖を継続。浜辺・海岸へのアクセスも少なくとも6月1日まで不可。
 5,000人を超える大型イベントは9月まで開催不可。サッカーの試合等の2019‐2020年度のプロスポーツイベントの中止。密集空間でのスポーツ、集団スポーツ・コンタクトスポーツも不可。公道・プライベートスペースなどでの人の集まりは10名まで。
 6月2日まで宗教行事は禁止。急を要する場合を除き,市区村役場は婚姻の延期を引き続き提案する。葬儀は20人まで,墓地や教会などの宗教施設は再開される。
 夏バカンスに係る措置は5月末以降に発表。

●コロナ感染者との接触を察知できるスマートフォンアプリStopCovidは,補完的な役割を果たし得るに過ぎず,議論や開発はまだ十分ではない。アプリの導入については、アプリが完成した時点で決定される。



●ブランケール国民教育・青少年大臣はBFMTVに出演し、「生徒の夏休みの日程は変更しない。」と発言。夏休みは予定どおり、7月4日~9月1日となる。高校については、「おそらく生徒が2週間のうち1週間登校するような交代制になるだろう。ただし、特に交通の面からも多くの問題があるので、半日の登校はないだろう。」と話した。
また同大臣は、学校食堂について、生徒が校内で昼食を取ることの重要性を強調し、「他の場所(での食事)は考えられないであろう。学術評議会は教室内での食事を推奨している。食事を学校に持ってくるように生徒に頼むこともあるだろう。この点は各学校が決定する。」と話した。

●パニエ=リュナシェ経済・財務大臣付副大臣は、BFMTVのインタビューにて、5月4日より一部の大手スーパーで、5月11日より全てのスーパーでのマスク販売を開始すると話した。値段は洗濯・再利用可能のマスクは1枚2~3ユーロ、使い切りマスクは大手スーパーが原価で販売すると話した。

●ドジェバリ環境連帯移行大臣付交通担当副大臣は、Europe 1に出演し、交通機関でのマスク着用は義務であり、コントロールが行われ、違反した場合は罰則が伴うことを明らかにした。また5月11日は寛容に対応するが、5月12日は全員がマスク着用しなければならないと話した。コントロール方法については現在検討中である

 

新緑がとても美しいお散歩日記 あとで続けてアップします

文字数制限で一気に書けませんでした(#^^#)