先月のイギリス旅行 はコッツウォルズを訪ねると言う目的の他にも
ラファエル前派 の絵を再び観たいと言うことで
バーミンガム美術館とテートブリテン、

そしてバーミンガム大学内のバーバー美術館にも行くことが出来ました。

 

 

 

 

 


ラファエル前派だけでなく同じ頃のホイッスラーやサージェント、ユトリロ等々

大好きな絵画が目白押し!


写真では色がかなり変わっていて残念ですが。。。

 

 

余談ですが
ラファエル前派は若き頃、恋する情熱や仕事への功名心等々、

まだまだ血気盛んな頃傾倒しました❤️

今こうして人生の初秋を迎えて(晩秋ではないよね~?(笑)) 

観てみると、また全然違った感慨が有りますね😉
自分も年取ったもんだ😅
でもいずれにしても素晴らしいマスターピース達でした

 

(↑これは街のギャラリーの現代作家さん)

 

バブル後期には素晴らしい本がたくさん出版されました

美術書を集めるのが趣味だった当時 ラファエル前派と私は巡り会いました

贅沢な装丁 希少な購読層でもあえて出版するという嬉しい暴挙!

 

奇特な人々の興した リプロ社やトレヴィル社の画集を買い漁りました。笑

 

その後すぐにこれらの出版社はつぶれてしまい素晴らしい本たちは絶版となりました。

当時仕事で忙しくなかなか展覧会や海外に行けなかった私は

その代わりにと美術本を眺めていたものです。

 

もう30年も前のことです。

その後10年ほどしてやっと暇ができた私は念願のロンドンへ滞在し

テートブリテンやナショナルギャラリーを訪れ

その実物を見ることができて感動したものでした。

 

さてさて瞬く間に20年近くが過ぎてしまい今回の再会とあいなった訳ですが。

今回ロンドンだけでなくバーミンガムに行けたことは大変嬉しかったです。

特にバーンジョーンズの作品と それをもとに作られた聖堂のステンドグラスには

深く感銘を受けました。

 

 

ラファエル前派の画家たちはその作品ももちろん素晴らしいですが

画家たちとの交流や友情 そしてスキャンダラスな愛憎劇にも

若かった私は胸を躍らせ そして胸を痛めました。(笑)

 

今なら不謹慎で弾劾。

不倫なんてもってのほかの世情ですがね。( *´艸`)

ファムファタールは凄いわ。。。

 

今回 ラファエル前派の陰の主役 大好きなウィリアムモリスの足跡も少しながら辿れたことも大変満足でした。

次回はぜひともレッドハウス等にも足を延ばしたいもんだわ と

また更なる目的ができました。

 

 

どうしても寝てしまう縦に撮った画像たち。。。悪しからず。。。m(__)m