前回の日記では初夏の日差しと花盛り♪と浮かれて書いていましたが・・・
その後、またもや季節は逆戻り。春を通り越しまさに冬みたいに寒い日が続いています。
雨も降る日も多く、今日ご近所さんと井戸端会議をしておりますと
おばあちゃまが、この気候は40年前に一度あった異常気候だとおっしゃっていました。
40年前か~~そうか・・・
まだわたし、生まれていないわ。。。。(ごめん。大ウソ!)
今日、もう5月も下旬近くだと言うのに暖房を入れ、外出時は冬のコートとマフラー着用
というありさま。。。
ニュースによると野菜や果物、母の日用のお花なども軒並み値上がりだそうです!
ちなみにこちらの母の日は5月の最終日曜です。今週末ですね!
とは言え、4月末の復活祭のバカンス、2週間の間にはたまにこんな青空も!
ちょうど田舎にひっこんでおりましたので、この機会を逃すな!と
近所の村にドライブ。
この村は 『フランスの最も美しい村、160選』に入っているとても素敵な村なんです。
ちなみにその村に選ばれるにはいろいろな条件があるのです。
ご興味のある方はこちら
とか、こちら を どうぞ。
近いので冬と春と夏と今までに3度訪ねました。あとは秋の季節に行かなくてはね。
それぞれの季節によって風景も樹も花も、風の色も変化しますから!
村の方がウォーキングされていました。
ここはお土産物屋さんのお庭です。
そして・・・
特筆すべきは
ここはあるレースの手法のメッカなのです。
ハーダンガー刺繍の一種だと思うのですが
Des jours d'Angles と村の名前をとって名付けられています。
ここにはその刺繍のミニ博物館があり、この時はちょうどプレゼンテーションが。
村の少し高齢のご婦人がたが、熱心にその背を丸めながら織っておられました。
現行品も売られていますが、なんとこのテーブルセンターは↑ 360ユーロ!
まぁそのしんどいしんどいお仕事への代償としては、それでも安いと思ったりもします。
なので蚤の市で手に入るアンティークのレースたちは本当に値打ちがあるなぁ。
ありがたいなぁってしみじみと思ったものです。
下のはアンティークのサンプルの展示です。
博物館のアンティークはもちろん値段はついていません。非売品。
見事な手仕事とおばあちゃまたちの情熱に心から拍手。感動の瞬間でした。
だって細かい布の織り目から1本づつ糸を抜くんですよ!
私が四苦八苦しているダンテル(ボビンレース)もかなりしんきくさいチャンピオンですが。
その上をいくかも。。。恐るべし!ハーダンガー刺繍でした。