~~~ダリアンは、アランと店の奥の椅子に座ると、アランが、すぐに

「御両親は、どうして?」

と言って、ダリアンの顔を覗き込んだので


ダリアンが

「私が生まれて、半年経った時に、両親は、私を連れて、山奥に焚き木を買いに行って、帰りに、イノシシに襲われて、馬車ごと、崖から落ちてしまったんです。」

と言ったので


アランが、悲しそうな顔をして

「それで、ダリアンだけが助かったの?」

と言うと


ダリアンが

「おじいちゃんとガロンおじさんが駆けつけた時に、私は、倒れていた両親の腕の中で、無事でしたが、おじいちゃんは、慌てて崖を滑り降りたので、足を怪我してしまいました。」

と言ったので


アランが

「おじいさんは、気の毒だったけれど、ダリアンは、運が良かったんだね。」

と言うと


ダリアンが

「ガロンおじさんは、昔、私たちの家の隣に住んで居たので、それも、運が良かったです。」

と言いました。


すると


アランが

「それで、おじいちゃんは、イノシシ狩りをしているんだね。」

と言ったので


ダリアンが

「危ないから、そろそろ、やめてもらいたいのです。」

と言うと、そこに、ガロンが包みを持ってきて、ダリアに渡すと

「小降りになったから、もう大丈夫だよ。それから、ジョンスに、来週楽しみに待っていると伝えるんだよ。」

と言って


アランに

「ダリアンとジョンスに、お土産を有難とう。」

と言ったので


ダリアンは

「アランさん。それじゃあ、来週の木曜日に、1時に酒屋さんの前で待っています。」

と隣の国の言葉で言ってから、ガロンに


「ガロンおじさん、また来週。」

と言って、家に戻り、頂いた包みを抱えて家の中に入ると、ジョンスが、しょんぼりしていたので、ダリアンが

「雨が降ってきたから、ガラおじさんの店で雨宿りしていたわ。」

と言うと


ジョンスが

「違うんだよ、見知らぬ人たち3人が、雨宿りをさせてくれと言って、家の中に入って来て、子ウサギたちを見ると、私たちのものだと言って、連れて行ってしまったんだよ。」

と言ったので、


ダリアンが

「最初から、その人たちのものだったのかもしれないわ。」

と言うと


ジョンスが

「空っぽの箱を見て、また、ダリアンが鳴くんじゃないかと思っていたんだよ。」

と言いました。



そこで



ダリアンが

「だって、見知らぬ人たちを追いかけることなんか出来ないわ。」

と言うと


ジョンスが

「女の人がいたから、あのウサギたちは、大事にされるよ。ところで、ガロンと、あの人に伝えてくれたのかい。」

と言ったので


ダリアンは、頂いた包みを開けながら

「あの人は、アランというのよ。これは、通訳した御礼よ。」

と言うと


ジョンスが

「ずいぶん、たくさん頂いたんだね。」

と言ったので


ダリアンが笑いながら

「来週の御礼分も入っているのよ。」

と言うと


ジョンスが

「じゃ、来週も、アランさんの手伝いをするのかい。」

と言ったので


ダリアン が

「ええ、おじいさんからもらった懐中時計の鎖が短いので、長くして欲しいというので、時計屋さんに行ったら、同じ鎖が無いから、来週来てほしいと言われたのよ。」

と言うと


ジョンスが

「プレゼントが欲しい訳じゃないけれど、何度でも、アランさんの手伝いをしてあげるんだよ。」

と言って、翌日から、またジョンスとダリアンだけの暮らしになり、約束の木曜日になって、馬車に乗り込もうとした時に、女の人が、たくさんの家来を連れて来ました。



そして



家来が

「この方はルイーザー王女様だ。」

と言ったので、ジョンスとダリアンは、驚いて、ブルブル震えていると


ルイーザ王女が

「あの子ウサギたちが死んでしまったから、今すぐ、あの金色のウサギたちの巣穴に案内しなさい。」

と言って、弓矢を構えたので


ジョンスが

「ウサギたちの巣穴は、知りません。本当です。」

と言うと、怖い顔をした家来たちが、ジョンスに近づいて来たので、ダリアンが、ジョンスの前に立って

「あのウサギたちは、市場の帰りに、くるみの木の根元にいたのを見つけて、家に連れてきたのです。」

と言うと


ルイーザ王女は、目を三角にして

「それじゃ、そのクルミの木に案内しなさい。」

と言って、ジョンスとダリアンは、家来たちの馬に、それぞれ乗せられて、クルミの木に着くと、ルイーザ王女は、顔を真っ赤にして


「金色のウサギたちの巣穴は、どこにあるのだ。私が、3つ数えるまでに巣穴を教えないと、この矢を当てるぞ。」

と怒鳴って、弓を構えたので、今度は、ジョンスが、ダリアンの前に立って


「本当に知らないのです。嘘など言いません。」

と言った時に、アランが、横から飛び出して来て、ジョンスとダリアンを、かばったので、ルイーザ王女の矢は、アランの肩に突き刺さってしまうと、ルイーザ王女は、ますます目を吊り上げて、アランを、指で、さしながら

「お前が、私の邪魔をしたから、お前、お前が悪いんだ。」

と言いました。


そして



家来たちが、アランに向かって

「お前は、このルイーザ王女様知らないのか。」

と言って、刀を振り上げた時に、行商人や旅人たちが通りかかって、アランの肩に突き刺さっている矢を見て

「大変だ、大変だ。山賊が来たぞ。山賊が来たぞ。」

と、大声で叫びながら、てんでんばらばらに逃げていったので、ルイーザ王女たちは、仕方なく、戻って行き、ジョンスとダリアンは、行商人の馬車を借りて、アランを、家に連れて行き、ジョンスが矢を抜いて、薬草を塗ったのですが、


アランは、3週間眠り続けて


目が覚めた時に、アランは、

ジョンスに

「ダリアンと結婚させてください。」

と言うと


ジョンスが

「ダリアンが、アラン君と幸せになりたいと言うなら、私は、何も言うことは無いよ。」

と言ったので、アランとダリアンの結婚が決まって



結婚式の当日



アランが、4頭立ての白馬の馬車に乗って迎えに来ると、ダリアンは、頭にキラキラ輝いているティアラを乗せて、美しいウェディングドレス姿で、馬車に乗ると燕尾服姿のジョンスとガロンも、後から乗り込んで来て、村の中や市場の中をひと回りした時に


村人たちが

「アランベルク王子様、バンザイ、ダリアン、バンザイ。」

と言いながら、両国の旗を振ってくれたので、ダリアンは、アランの隣で世界一、幸せそうな顔をして、隣の国の、たくさんの家来たちに守られて嫁いで行き、隣の国の大きな宮殿の中で、ダリアンだけでなく、ジョンスとガロンも幸せに暮らしましたとさ……………終わり






お義母さんの童話を最終話まで読んでいただきまして

ありがとうございました

🙇


皆さんに読んでいただけることが

励みになっております。


次作も 書いていますので

また よろしくお願い致します






最近の頂き物で

とても美味しかったもの



それは


こちらです



大阪お土産で頂きました
🥰





ふわっとしていて


ほんとに 美味しかっです


大阪は美味しいものが 沢山ありますね。


行ってみた〜い

🥰


もう 何年も 言っている

私でした〜


😉