このお話も、遠い国の小さな村で、昔から言い伝えられている、お話です。
メリーは、お母さんが亡くなってしまい、お父さんのモーゼリックと暮らしていたのですが、
ある日
お父さんは、町で知り合ったマーゲルに、金の指輪を差し出してプロポーズしました。
すると
マーゲルが
「こんな地味な指輪、好きじゃないわ。モーゼリックだって、そう思うでしょ。私は、多きなダイヤの指輪をプレゼントされたら、直ぐに、その人と結婚するわ。」
と言ったので、
メリーのお父さんは、マーゲルに、大きなダイヤの指輪をプレゼントして、ウキウキしながら帰って来ると、メリーに
「明日から、新しいお母さんが娘達を連れてくるので、この家も賑やかになるよ。それから、この指輪、メリーにあげるよ。」
と言いました。
そして
翌日
さっそく、マーゲルが3人の娘たちを連れて、やって来ると、マーゲルは、メリーのお父さんに向かって
「モーゼリック。あなたの娘は、生まれた時から、ずっとここで暮らしているから、退屈なんて知らないでしょうが、私の娘たちは、今まで町で暮らしてきたのよ。だから、こんな田舎に閉じ込めていたら、気が狂ってしまうわと言われそうで、もし本当に気が狂ってしまったら、私、母親として失格だわよね。それで、娘たちを町に出かけさせたいけれど、まだ幼いから、私が、毎日、娘たちと町に出かけることにしたいの。それだけは許してね。」
と言いました。
すると
メリーのお父さんが
「えっ、マーゲルの娘たちは、メリーよりも、ずっとずっと大人じゃないか。それに、君は、メリーが、1人ぼっちで可哀想だから、私が母親になるし、お姉さんたちも、たくさんいた方がメリーの為だわっと言って、私と、結婚したんじゃなかったのか」
と言うと、
マーゲルが笑いながら
「いやねえ。モーゼリックったら、子供みたいな事を言わないでちょうだい。私も娘たちも来たばかりで慣れてないのよ。それにね、私も女、娘たちの気持ちが良く分かるのよ。慣れるまでの間だけよ。分かってちょうだい。」
と言ったので、
メリーのお父さんは、黙ってしまいました。
つづく
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こんにちは!
子供ちゃんたちの学校も
インフルエンザで、学級閉鎖
学年閉鎖が増えてきました!
みなさんも
気を付けてくださいね!
紅茶を飲んでインフルエンザ撃退
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頂き物
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女子力アップ⤴️⤴️