~~~タヌキくんだから、いいよ。見せてあげるよ。」
と言って、箱を開けました。




すると、ニンジンの葉っぱや、カマキリの卵や川原の小石、それにそれに、ドングリやタンポポの綿毛などが、箱の中いっぱいに、ごちゃごちゃに、入っていて、

キツネが
「ねっ汚いでしょう。」
と言うと、

タヌキが、ますます目をクリクリさせたので、
キツネは、ますます、ますます慌てて
「違うよ、違うよ。きのうまで、雨が降っていたでしょ。だから、1日中、これを眺めていて、きょうは、朝早くから、お日様が出たでしょ。だから、整理することを忘れて、出かけてしまったんだよ。それで、タヌキくんに、だらしがないと思われたくなかったし、友達からもらったものを、ガラクタなんて言ってしまったから、友達思いが全くないんだなと思われるのが、嫌だったんだ。」と言うと、

タヌキが、
「なんだ。僕は、ワニのキバでも入っているかと思ったんだよ。」
と言いました。

そこで、
キツネが大笑いしながら、
「どうして?」
と聞くと、

タヌキが、
「僕は、ワニのキバを集めていて、もう300ぐらいは、あると思うけれど、もっともっと、欲しんだよ。」
と言ったので、

キツネが
「だって、ワニのキバが有っても、どうにもならないでしょう。それでも、まだ集めるの?」
と言うと、

タヌキが
「どうにもならないけれど、ワニをだまして取ってしまうのが面白いんだよ。ワニのキバの前には、イノシシのキバを集めていたけれど、今は、飽きちゃったから、ぜんぶ、捨てちゃったんだ。」
と言ったので、

キツネが、
「えっ捨てちゃったの だって、ワニくんもイノシシくんも、キバを取られた時は、血を流して泣いたでしょう?」
と言うと、

タヌキは、怒って
「そんなの関係ないよ。僕が欲しいんだから、それでいいんだよ。それにね、飽きたら、どんどん捨てれば、いいんだよ。それからね、僕は、御馳走を食べに来たんだよ。御馳走がでないなら帰るよ。」
と言ったので、キツネは、あわてて
「タヌキくん。ごめん、ごめん。誘っておいて、ごめんねえ。直ぐに支度するからさ、機嫌直して、ちょっと待っていてよ。」
と言って、急いで、ネズミを料理すると、タヌキの前に、ていねいに差し出しました。





つづく



∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


わんころの足

なんか

変じゃない⁉️



折れた?

いやいや
そんなはずはないよね~

不思議な格好だね😁




これで
くつろげるの?


シニア
ストレッチ?



筋をおかしく
しないでね
( ^∀^)


ただ、曲げているだけだけど、
片足だけだから
違和感があったみたいだね😁


本日もお立ち寄りくださり
ありがとうございました✨