プロローグ 今、涙が止まりません。
本来なら
おかんは他人で出棺なんて大事な時に会場に入れる事自体おかしな話で。
もうお義父さんの年齢もだし、みんなそれぞれお別れを意識してたからだろうか？
控室は和気あいあいとしてた。
元旦那一族なのに普通に座ってお茶までいただいて
叔母さんの旦那さんにもこの15年何もなかった、先週にも会ったかのように話しかけてくれた。
お義父さんのお棺の中に手紙やお菓子やら入れて、最後に花で飾る時におかんより後ろにいる人に気づいた。
今嫁だ
おかんがその位置にいなきゃならんのに遠慮して後ろにおる
そりゃあかん。もっと前にと促すがいえいえとまだ遠慮する。
お棺の蓋を閉めるのにみんなで手を添えるのを、おかんがやらせてもらえる位置にいるのに今嫁ができんのはおかしいだろと。
最後は腕を引っ張って前に来させた←おかん偉そう(笑)
今嫁に恨みなどない。あるなら元旦那だけだし。ちなみに今嫁が離婚時の浮気相手じゃない
本当の最後に、たかが手を添えるだけだけどお義父さんを送る一員のひとりなんだからやらなきゃいかんと思う。
チラリと聞く話だと、今嫁の方がお義父さんに色々してあげてたみたいだ(介護的な)なおさらだわ。
おかんは火葬場までは行けない。これはちょっと淋しく思う。
これも運命。いや…十分幸せに見送りさせてもらえた。
どうしよう…泣きすぎて頭痛くなって来て食欲わかない。
車で行かなくて良い距離なら絶対酒飲んでるわ←今晩も飲んだくれ予感w
悲しくて涙が止まらない。午後からは告別式。
読んでくれてありがとう。