WBCなどの影響で、今まで野球を見てこなかった方も、

プロ野球やメジャーリーグの中継を見るようになったのではないでしょうか野球

 

恐らく、学校などで基本的なルール、アウトやヒットなどは何となく知っていても、

中継を見るとよく分からないな〜ってこと、ありませんか?

 

野球見る専歴ウン十年の私が、最近野球ファンになった知人の「分からない」を参考に、

野球に興味を持ったばかりの方や、今更ルールなんて聞けないよ〜

という観戦初心者の方のために、野球のルールを素人説明してみますウインク

(素人解説なので、優しい眼差しでご覧下さい)

 

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恐らくここまでは知っている?

  • 1チーム9人制
  • ベースは4つ(ホームベース、1塁、2塁、3塁)
  • ピッチャーが投げてバッターが打つ
  • ヒットを打ったらベースに向かって走る
  • ストライク3回でアウト
  • ボール4回(フォアボール、四球)で1塁に進む
  • デットボール(死球)で1塁に進む
  • 3アウトで攻守交代
  • 9回まで、各回表・裏がある
 
では、ここからは野球中継でよく聞くその他のワードを紹介していきます。
 

  DH/指名打者(Designated Hitter デシグネイテッド ヒッター)

攻撃の際、予め決められた9人のバッターが順番に打席に立ちますが、DH制では1人だけ投手の代わりに攻撃専門で入ることができ、この打者を「DH」「指名打者」と呼びます。

日本ではパ・リーグのみでDH制が採用されているため、投手は打席に立ちません。セ・リーグではDH制が採用されていないため、投手も他の打者と同様に打席に立ちます。

メジャーリーグでもDH制が採用されており、大谷選手は投手として先発しない試合では、DHとして攻撃専門で打順に入っています。

 

  内野安打

通常、ボールが外野まで転がらないとヒット(安打)にはなりませんが、内野にボールが転がっても、足の速い選手などは1塁まで到達するのが速く、ヒットになることがあります。

この場合、通常のヒットではなく「内野安打」と言います。

WBCの準決勝でサヨナラのホームを踏んだ周東選手(ソフトバンク)や、怪我をしていても安定の守備を見せた源田選手(西武)などが、足の速さを生かして度々このプレーを見せてくれます。

 

  ゲッツー/併殺/ダブルプレー(Get Two Out)

例えば1塁に走者がいる場合に、次の打者のボールが2塁付近に転がると、1・2塁どちらもアウトにすることができる場合があります。

このように、1回の打席で2アウトを取ることができるプレーのことを、「ゲッツー」や「ダブルプレー」と呼びます。

ピンチの場面でゲッツーを取ることができると、チームが盛り上がります。

 

  犠牲フライ/タッチアップ

通常のフライは、打ったボールがバウンドせずに守備にキャッチされることで1アウトになります。

3塁に走者がいる場面で、次の打者が外野までの遠いフライを打った場合、走者は守備側がキャッチした後に、ホームベースまで走ることができます。この走塁を「タッチアップ」と言います。
タッチアップによりボールよりも早くホームベースに到達することで1点が入り、この打席のフライは「犠牲フライ」と呼ばれます。自分がアウト(犠牲)になってでも1点を取る、という意味ですね。
但し、犠牲フライ自体は1アウトの扱いになるため、タッチアップができるのはノーアウト・1アウトの場面のみです。
(2アウトの場面では、守備にキャッチされた時点で3アウトになってしまうため)

 

  送りバント/セーフティーバント

たとえ1アウトになったとしても、走者を進めたい時に「送りバント」をすることがあります。ニュアンスとしては犠牲フライと似ていますが、得点が入る場面ではなく、あくまで走者を進めるためのプレーが送りバントです。

ノーアウト・1アウトの場面で、既に1・2塁にいる走者が進塁しやすいように、打者はバットを横に構えて、1・3塁線に転がすようにボールに当てます。通常、打者は1塁でアウトになりますが、稀に守備がもたついてセーフになることがあり、これを「セーフティーバント」と言います。

WBCイタリア戦で、大谷選手がセーフティーバントをした際には、会場全体から驚きの声が上がりました。

 

 

 

幾つ知っているものがありましたか?

どれもよく中継で聞くワードなので、実際に野球を見る際にお役に立てれば幸いです。

ではまたパー