안녕하세요~!

한국어 선생님 이을진입니다.

こんにちは〜!

韓国語講師のイーウルジンです。

 

今日は、「〜아/어/해 가지고」について、解説したいと思います。

韓国ドラマを見ると、なんとなく、「〜가지고:カジゴ」が、よく聞こえてくるんだと思いますが、

 

この「〜가지고」は、一体どういったものでしょうか。

 

まず、「名詞+〜을/를 가지고」「〜아/어/해 가지고」を区別する必要があるかと思いますが、

「名詞+〜을/를 가지고」は、「〜を持って・使って」の意味になります。

 

例文)最近はスマホを使って、色々できますね。

→ この文章は、韓国語で「名詞+〜을/를 가지고」を使って、「최근은 스마트폰을 가지고 여러 가지 할 수 있네요.」になります。

 

それから、「〜아/어/해 가지고」のことですが、日本語の「〜して」が、「①理由、②先行動作、③起因」の時に使われる韓国語の表現になります。

 

① 韓国語の勉強が楽しくて、個人レッスンを受けることにしました。

→ この場合は、「楽しくて」が理由になり、韓国語の文章は、「한국어 공부가 즐거워 가지고 개인 레슨을 받기로 했어요.」になります。

② 今日はコチュジャンを入れて、チゲを作りました。

→ この場合は、「入れて」が、次の文章に先行する動作の意味なので、韓国語で、「오늘은 고추장을 넣어 가지고 찌개를 만들었어요.」になります。

③ 韓国語は実際話して、上達するものだと思います。

→ この場合は、「話して」が、「話すことによって:起因」の意味なので、韓国語で、「한국어는 실제로 이야기해 가지고 잘하게 되는 거라고 생각해요.」が使えます。

 

そういえば、「〜아/어/해 가지고」は、「〜아/어/해서」と同じ意味?という疑問があるのかもしれません。

(実際に、この二つはどう違うかについて、質問してくる生徒さんがとても多いです。)

 

結論から申し上げますと、

「〜아/어/해 가지고」「〜아/어/해서」の意味的な違いはないです。

言い方を変えれば、「〜아/어/해서」が使える場面では、どんな場合でも「〜아/어/해 가지고」が使えると言えるでしょう。

 

それでは、韓国人が「〜아/어/해 가지고」を、よく使っている理由は何か。

会話のリズムを整えるためだと思います!

日本語でも、「〜ですね」あるいは「〜さ」がありますよね。

例えば、「昨日、新大久保に行ってイーウルジン先生に会いました。」の文章があるとしましょう。

会話で、この文章を、「昨日ですね、新大久保に行ってイーウルジン先生に会いました。」だとか、

「昨日、新大久保に行ってですね。イーウルジン先生に会いました。」だとか、

「昨日さ、新大久保でさ」などの言い方がありますが、これは、すべて意味とは関係ない、話のリズムを調整するためのものだと思います。

 

「〜아/어/해 가지고」「가지고」も同じものになります。

次の文章がパッと出てこなかったり、「〜아/어/해서:〜して」の文章を、非常に強調する必要性などがある場合、

無意識的に、「〜아/어/해 가지고」を使うのです。

 

まとめになりますが、

「名詞+〜을/를 가지고」は、「〜を持って・使って」の意味

「〜아/어/해 가지고」は、「〜아/어/해서」が使える時に、同じ意味で使える(①理由、②先行動作、③起因)

「〜아/어/해 가지고」の「가지고」は、特に意味があるわけではなく、リズムを合わせるための言い方

 

ありがとうございます!

 

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私は、韓国語を勉強している日本人の視点で、わかりやすく使いやすい韓国語の知識を広げようと努力しています!

それでは次回、また他のテーマで、解説していきますね!

また、お会いしましょう。