さりすけさんはいつも幸せそうですね~!とよく言われる。

はい、幸せです!と応える。


家族6人犬一匹、ロッキー山脈ふもと生活




しかし、アメリカに越してきてすぐの結婚当初はお世辞にも「幸せ」と言える状況ではなかった・・・



結婚式を二週間後に控えて渡米した私。


申請していた婚約者ビザが渡米に間に合わず、いち旅行者として米国入りした。

(確か、結婚当日にそのビザが届いたんだった。遅いっつーの。)



結婚した後は・・・・

フルタイムの大学生だったダンナが学校と仕事を忙しく行き来する毎日。


一方で私は免許もなく、労働許可証もなく、就学許可もなく、グリーンカードもなかった。

英語もそれほど喋れなかった私は・・・・

小さなアパートで英語のテレビを見て、理解もせず一日中何をするもなく悶々として暮らした。



当たり前だけど、生産的なことは何もせず疲れてしない毎日で、不眠症になった。


英語ができないのに、いろんな友達に私を紹介しようとするダンナに文句を言ったり、

「新しい友達に会ったら疲れから会いたくない!」と泣いた気がする。


今思うと、情けない、ひどくネガティブな新嫁だった。




私って日本ではいつも元気で積極的な人間だったじゃないか?

生まれて初めてアイデンティティーの喪失をいうものを経験した。




家族6人犬一匹、ロッキー山脈ふもと生活



ある晩、これ以上はがまんできない、辛過ぎて死ぬんじゃないかしら、とふと思った。

となりでダンナが学校と仕事で疲れてすやすやと眠っているのを見ながら・・・恨めしく思った。

精神的に限界にきていると感じたのが、その晩だった。



次の朝、目覚めてみて驚いた。


体中に原因不明の発疹がでていた。

生まれて初めてのことに驚いた。



その時初めて自分の経験として、心とからだの健康は綿密に関係しているのだと思い知った。


渡米してから約半年以上、私が働き始めるまで続いた苦悩の日々はこういった状況だった。



つづく




花今日の写真はどちらも「だんな写真館 」より。


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今の私なら「それなら、こうすればいい!」と簡単に解決できそうなことも・・・

何故かあの時は・・・・できなかったのよねぇ。



それまで培ってきた人間性、自信、友達、家族などを全て失ったように感じ・・・

立ち上がりたくても立ち上がれない、そんな日々だった。



できればもう二度と経験したくないような暗い日々。

でも、あの時があったから今の自分があるような気もする。




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多分、これからも思い立った時に時々書くであろう「今だから言える昔話」シリーズ。

苦労話や面白い話をたまに書こうかなと思っている。

これを読んで、たった一人でも「あのさりすけさんでも、そういう時があったんだ、私もできるかも!」と、勇気を持ってくれればと願いながら書く。