大学病院で出産・入院中にじむ程度しか出なかった私のパイ(乳)


息子はスーパーおちょぼ口なのにダイソン並のバキュームの持ち主で、初日で乳首に亀裂が入る。 


それ以来毎日、乳頭保護器様にガードして頂き、おちょぼダイソンと戦う日々。


結局パイはほぼ出る事無く大学病院を退院。


そしてその足で助産院に産褥入院しました。


毎日入れ替わる助産師さん達の懸命なパイもみと授乳指導のお陰で、私のポンコツおっぱいもようやく仕事開始。  

【 心得3か条 】

①授乳前に肩回しなどの上半身
ストレッチ

②乳首を伸ばし、吸いやすくする為乳輪と乳房の境目に中指と人差し指指を当て、垂直に押して引き上げる乳首マッサージ 

③とにかく大きな口を開けた瞬間に、息子の首根っこをつかみパイにぶち当て
乳首をねじ込む。
(基本大きな口はあけてくれないので、泣いた瞬間を狙う)

この三つの心得により、パイは息子の鳴き声に反応し、滴り落ちるほどに成長したのです。


とは言っても早々に仕事が始まる都合上、混合育児希望の為、搾乳などは勧められず、ミルクよりの混合でした。


そして無事助産院を退院し、自宅へ

自宅では当たり前だけどやる事が増える。

入院中はやってもらえていた事を自分でやらなくてはならない。

(洗濯・ご飯の用意・哺乳瓶消毒)

深夜どんなに眠たくても泣き止まない息子に付き合い1時間毎に起きる生活が何日も続く。


睡眠不足と疲労
そして数時間毎に乳首の激痛にたえる日々。


疲労と痛みは精神を追い込みますね。

もう嫌だおっぱいを吸われるのが恐怖

おっぱいを吸いながら寝落ちする瞬間思いっきり噛まれ、大絶叫するのはもうこりごり。


授乳後何度も泣きました。


痛みよりも、まともに授乳すら出来ない自分の情けなさに。
 
元々たいして母乳が出る訳でも無いし、初乳さえあげられればそれで充分と思っていたので、そろそろミルクのみに切り替える頃なのではないか・・・?


妊活に苦しみ、流産で苦しみ、つわりに苦しみ、毎日のヘパリン注射に苦しみ、陣痛出産に苦しみ、やっと産まれ苦しみから開放されたと思ったら、産後にまで苦しまないとならないのか・・・。

もう産後の母乳問題にまで苦しまなくても良いのではないか・・・?

いっそきっぱり断乳して自分を楽にしてあげようか・・・。

 
しかし本当は母乳で育てたかったのにそれが出来なくて辛かったという友人の話を聞き、
自分はここで諦めて後悔しないという自信が無かった。

とりあえず細ボソでもいいから1ヶ月検診までは頑張ろう!!
そんな思いでした。


数日後、片方の乳首が倍に膨れあがり痛みもあった為、休養の為授乳回数を半分に減らす事にしました。

1日8回の授乳を4回に。

母乳量を増やすには10回以上の授乳が必須らしいですが、私は8回が限界でした。
(痛みと体力面で)

すると肉体的・精神的負担がだいぶ軽くなりました。

ふと見ると、おっぱいをちゅーちゅー吸っている息子の姿がとても可愛く思えました。

今まではあんなに恐怖だったのに(笑)

いつも私が胸に息子の顔をぶち当てていたので、早く乳を吸いたくて自らパイに顔面アタックを何度もしてくる姿がたまりませんでした。


こんな姿を見られるのも1年位。

欲しくて授かった息子。
なりたくてなったお母さん。
やりたかった育児。

ここでおっぱいを断念するのはやはり勿体無いのではないか?

落ち込んでいた気持ちを癒やす為、お婆ちゃん助産師さんの本を読んでみました。




妊娠中〜出産〜産後の体の事、育児の事など、沢山の患者さんを見てきたお話しが書かれていました。

母乳育児についても書かれていて、母乳の子供に与える精神的要素の大きさが良く分かりました。

この本を読む前に母乳を止めなくて良かった!

乳が出る出ないに関わらず、母乳を通しての親子のコミュニケーションの重要性に気付かされました。

そこから私の考えも一変し、もう一度気持ちを入れ替えて頑張ってみよう!

そう思いました。

〜続く〜