幼い頃から続けていたレッスン
名前も有名な楽器店の
レッスン教室でした。
お母さんには、ごめんなさいだけど
心の中でいつも
「やめたい、やめたい」
って思ってた。
音楽は好き。
だけど、
弾けないと注意されて
だからと言って
弾けても喜んでもらえない。
そうやって続けているとね、
やっぱり、、、記憶に残らないんですね。
弾けるはずなのに、そこに喜びや楽しみが結びつかないから
苦手意識がどんどん高まって、
「弾けない」につながる。
例えば、
これまで弾いてきた数々の曲のタイトル
ほとんど覚えていません。
ずーっと弾き続けてきたのに
当時レッスン以外の場で
「弾いて」とピアノを目の前にしても
弾けませんでした。
毎週会って教えていただいた先生の顔
正直、覚えていません。。。
形式的に行う発表会の曲は、先生が選んできたもの。
だから愛着も湧かない。
演奏を聴いてもらう意識よりも
「みんなから見られることの緊張」
「間違えずに弾かなくちゃいけない」
この意識だけに全身包まれてステージに上がる。
楽しもう！とか
楽しんでもらおう！とか
そうゆう意識を教えてもらってなかったし、
実感として感じられなかったから。
ピアノのレッスンとゆうものは、
時期が来ると発表会とゆうものに出なくてはいけなくて
終わったらみんなで集合写真を撮って
帰るもの。
それくらいの意識。
唯一嬉しかったのは、お母さんが買ってくれた
発表会の時に着る可愛いお洋服
私の通っていたピアノ教室が特別にこうだったわけでなく、
この実態は当たり前のようにたくさん存在してます。
ピアノレッスンは昔も今もお稽古事人気上位にあるもの。
それがイコールとしてピアニストの数がたくさんかとゆうと
実際はそうでなくて、
「僕、私、ピアノ弾けます」の声よりも、
「ピアノが弾けて素敵ね〜〜。」と、憧れの声の方が多い。
「小さい頃は、習ってたんだけどね〜〜〜」ってね。
先日のリトルバードオーケストラの子どもたちと
撮った集合写真を見て
自分がこの子たちと同じくらいだった頃
発表会で撮った集合写真との違いを
こんな笑顔じゃなかったものな
自分たちのコンサートを成し遂げた満足の笑顔で溢れてる
私は大人になってからやっと気づけたこと。
おかげでその反動が、今の私を作っているかもしれない。
ピアノにひたすら向かっている時間が
楽しいと感じられる今。
子ども達に向けたコンサートする時は、
心にお土産をたくさん残したい思いでいっぱいになる。
この記事にも書いたこと
レッスンって本当はすごく楽しいもので
弾けるようになる過程ってすごく夢中になれるもので、
弾けないこともね、
すごくすごく可能性に満ちた面白いものだって。
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4月のライブ情報です
4月1日(日)今日は何の日？2018
場所:名古屋ハートランド
出演:内山敬太/河野圭佑/柴田雅也/鈴木悠介/遠山卓也/中西桃子/野崎有真/山口沙織
前売3000円 当日3500円(全自由/1ドリンクオーダー)
open17:00 start17:30
4月15日(日)柴田雅也生誕祭～41回目のよい子の日～
場所:今池りとるびれっじ
出演:砂の女と箱男
前売:3000円 当日3500円
open18:00 start18:30