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こんにちは、こがね母です。


お久しぶりの我が愛しのペコ丸です。
ペコ丸を泣く泣く公園に返し3年の月日が流れました。



〈公園のアイドル ペコ〉


皮膚病を患ってからというもの保護しては病院へと搬送を繰り返していましたが、医師から完治を目指すならば通院とエリザベスカーラーを付けて家での療養をしないと駄目だと言われ、家での保護を決めました。
皮膚病って本当に時間がかかるんですよね。
1年半かかりました。

ペコ丸は保護部屋で今は亡き青を可愛がり、レイちゃんやルナともそれなりに過ごしてくれていましたから、このまま里親さんを探したいと思うようになりました。
ただペコ丸はシニアに届く年齢ですし、エイズも陽性です。
言うまでも無く里親さんへ繋ぐ道のりが容易では無い事は覚悟していました。



〈令ちゃんとペコ〉

〈令ちゃんとペコ2〉

〈青ちゃんとペコ〉


そんな折、言ちゃんを保護し保護部屋に入れてからペコ丸の中で何かが壊れたんですね。
保護部屋を嫌がるようになり、かと言って保護部屋の外では銀と衝突し、銀の方がノイローゼになってしまったのです。
ペコ丸は二度と保護部屋に入ろうとはせず、その様子に銀だけでなく家猫達も様子がおかしくなって行きました。

迷って迷って公園のボラさん達にお願いをしペコ丸を公園に返す事にしました。
保護部屋で一緒に寝起きをしたペコ丸です。
罪悪感が私を襲いましたし、今もあの時の辛さや悲しみを私は忘れた事はありません。

ペコ丸の皮膚病は蚊によるものです。
毎年夏になると蚊に刺され通院を余儀なくされています。
そんな時に公園に返さなければペコ丸にこんな辛い思いをさせずに済んだだろうにと思うのです。
何度も捕獲をする私ですから捕獲は回を重ねる事に大変になって来ました。
だってペコ丸は私を見ると逃げますから(笑)
いつからこんなに嫌われる様になったんでしょうね。

11月の半ばのことです。
ペコ丸が足を庇って歩いてる、痛そうだ
そう聞いて私はすかさず公園へ向かいました。
しかし二度も捕獲に入ったものの、二度ともこちらの様子を伺うばかりで出て来てはくれませんでした。
これではどうしようもありません。
ボラさん達に様子を見て貰う事にしました。

それからというものラインに届くペコ丸の様子に一喜一憂しながら過ごす日々でした。
そして今日届いた写真を見て涙が溢れました。
公園にペコ丸を返した罪悪感は消える事はありませんが、公園でペコ丸が一生懸命に生き、ボラさん達に可愛いがって貰っている事が私に取って何よりの救いです。



〈空中庭園を散歩しているかのよう〉


ペコ丸の生命力が美しい自然の中で生き生きと脈を打っています。
ですが過酷な世界に身を置くペコ丸ですからこんな光景もあって良いのかな〜と思いました。


〈森林浴のペコ〉


我が愛しのペコ丸にあの日からずっと私は片思いです。

 

 

三毛猫あしあと黒猫あしあとオッドアイ猫

 

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