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ペコの目の様子がおかしいらしい
明日病院連れて行きたいので協力してほしい
外出中に母からそんな連絡を貰い、困ったなあと頭を抱えました。
地域猫公園の猫を病院へ搬送するとなると自転車が必須になるのですが、このところなんか調子が悪いんです。
パンクしているという風ではないのですが、空気を入れても入らない、だから自転車のペダルが重い重い。
公園から病院まではそれなりに距離があります。
まあまあ重いペコを載せてこの自転車で往復するのはちと骨が折れるというものです。
分かった。
明日午前中に自転車修理に出すから、夕方決行ね。
そうして話はまとまりました。
修理から戻ってきた自転車はタイヤの弾みが分かります。
蹴り出したら正に自ら転がるように進んで行きます。
これなら
これならペコを運ぶのもちょちょいのちょいだぜ
そう思ってデジャヴに襲われました。
あれ、前回ペコを運んだ時にも自転車に空気入れたてで同じこと思ったわ、と。
そういえば前回も結膜炎でした。
そんな訳でやはり前回と同じようにNさんに協力してもらって母がペコを捕まえます。
そしてここからは私の仕事です。
閉所が苦手なことも相まってキャリーケースの中で鳴いて暴れるペコに、行くぞペコ、と声をかけます。
舌を噛み切らないように注意しな!
そうして風を切りながら病院へ向かいました。
診断の結果はやはり猫風邪からくる結膜炎でした。
目薬の点眼が出来るのが一番良いんだけどね、と言われながら抗生剤の注射を打ってもらいます。
そして目の上がうっすら赤くなっていたり、耳の裏にカサブタが出来ていたりと蚊との応戦の痕も見られました。
過去には虫刺されから二次感染を起こして大変だった経験がありますから、医師にも困った季節だねと外用薬を塗り塗りされてました。
帰りは向かい風でちと進みが悪かったですが、ちゃんと公園まで送り届けるからね、と自転車を漕ぎました。
ドライブを終えると公園ではNさんが待ってくれていました。
あいつが変な時間に来ると捕まると警戒されている母と違って、捕獲に協力してくれたNさんのお出迎えにはまんざらでもなさそうなペコです。
経過を見るお願いをして、ごはんをもらうペコに手を振って公園を後にしました。
ペコ、お大事にね。