色々考えた末に言(げん)ちゃんに決めました。
音は母が、漢字は私が決めました。
元気になりますようにという願いに言霊が宿るようにという具合です。
病院では食欲があったという言ちゃんでしたが、家では食欲があるとは言えません。
鼻が詰まっているせいでしょうね。
呼吸が出来ない訳ではないんでしょうが、相当に息苦しそうです。
保護センターには迷子の届け出が無いか確認したのですが、そう言った話はないとのことでした…
複数の迷子猫掲示板も覗いてみたのですが、それらしき情報はありません。
言ちゃんは目が白濁しています。
それに癒着していて、目が見えない訳ではないようですが、弱視か、視野角が狭いのかなと感じます。
脱走して迷子になったのか遺棄されたのか分かりませんが、例え前者であっても、元飼い主は言ちゃんを探してはいないようなので、やっぱり見捨てられたんですかね…
年齢制限不詳ですが、ハンデを負った上に今更捨てられるとか、切なく悲しいばかりです。
こんなに人懐っこいのに。
何故元飼い主はいとも容易く言ちゃんを裏切ったんでしょうか。
風邪を引き、鼻が詰まり、ごはんも水も口にできずに一体何日さまよったか知れませんが、その間、言ちゃんは何を思っていたのでしょうね…
元飼い主に思いを馳せたこともあったでしょうに。
今日はこんなニュースを見かけていました。
訳も分からずに家族と引き離されたこの犬はきっと家に帰りたかったんだろうなと思いました。
言ちゃんだって元飼い主の裏切りなど知らずにそう思ったんだろうな、と。
このニュースを読んでも胸の潰れる思いがするのに、言ちゃんを捨てた張本人は罪悪感を感じることもなく、開き直っていたりするのでしょうか。
本当にやるせないです。
言ちゃん、まずは風邪を直そうね