長いこと日本中の被災地を訪れては無償で施術を続けておられる、熱海にほど近いところにお住まいのAさん(母と長いお付き合いがあり私もお会いしたことがあります)





今回の土砂災害を受けて、またすぐ動かれて物資を集め無償で施術をし

本当に心のスケールの大きな方です






そのAさんの元を母と一緒に訪ねる事になりました







拠点のお寺さんから徒歩圏内の来宮神社へまずご挨拶




大楠は今日も神がかっていました 

2000年以上生き続けるとはどんな感覚なのかしら…







そして拠点のお寺さんへ






今日は被災者の方々が引っ越しをされるそうで

私たちが伺った時には施術に来ている人はいませんでしたが、結果

色々なお話を伺ったり施術をしていただく運びとなりました







お寺さんの一角にある救援物資スペースも見せていただきました

 Aさんはじめ心ある地元の方々が立ち上げ物資を集め配っているそうです


お寺の職員さんは作業を続けながら色んな現状を話してくださったのですが、役所の人たちの振る舞いに怒りを募らせ抗議もしたそうです






「役所の人間は火の粉を被りたくないが先に立って

責任の押し付けあい


ハンコ、許可



自分の家が流された子がみんなの為に動いたり

夜通し泥かきしてるってのに、定時に帰ってくんだ」








そうおっしゃって悔しそうに黙々と作業を続ける姿がとても胸に刺さりました




非常時にこそ色々なことが剥き出しになってくるのですね


もちろんお役所の方々も一生懸命やられているのだと思いますが、復興とケアという目的意識が官民一つになっていないのは感じました





改めて思いました



勇気を出して

立ち上がった人たちを


応援するか

潰すか



私たち次第…。