2024.10.5

 

今まで年に数回出ていた逆流性食道炎の症状が 今年の夏頃から頻繁に出るようになったので毎月通ってる内科医院の先生に話したら

「一度胃カメラやってみましょう」と言われてしまいました。

 

私の場合の症状は、食道の辺りが痛苦しくなったり、喉に何か張りついた感じがします。

 

胃カメラの検査は色々なやり方があって、鼻から細い管のカメラを入れる方法や、鎮静麻酔をして意識のないうちに検査する方法、職場では「鎮静麻酔がいい、それじゃなきゃやらない」という人もいます。

 

しかし、私が検査をする内科医院は、昔ながらのやり方で口からカメラを入れて検査をします。

看護師さん達は皆んな「あー胃カメラやるのね、頑張ってね」と気の毒そうな顔をして言うのでそんなに苦しいのかなと恐怖でした。

 

そして今日がその胃カメラの日

前日の昨日は夜8時までに食事を済ませて、

それ以降はお茶、お水以外飲まないようにする。

そして今朝は検査2時間前までだったらお水かお湯は飲んで良い。

普段飲んでるお薬は検査が終わるまで飲まないという指示があり

昨夜の夕飯は、なるべく消化の良いものがいいかなと思ってお粥にしました。

 

検査は8時半からだったので 10分前に病院へ着くと

既に看護師さんと先生は防護服を着ていてびっくり驚きあせる 前にテレビで見たコロナ病棟の看護師さんのような格好です。

 

初めに、「胃の中を綺麗にするお薬を飲んでください」と言われて

小さな紙コップに入った水薬(100cc位)を飲んでから処置室に通され

そこに針のない注射器に入った麻酔薬(経口用)が2本置いてありました。

 

一本目はそのまま飲み込んでと口の中の奥の方に流し入れてくれるので飲み込み

1分経ったら2本目を、それはすぐ飲み込まないで、5秒経ったら飲むように指示があり、薬を喉の奥の方に薬を移動させて看護師さんが1.2.3.4.5と数え終わったら飲み込みます。

両方とも、とろみの強い液体のお薬です。

 

それからいよいよ検査開始です。

検査台に左を下に横になり、マウスピースをしてから

真ん中に切り込みを入れたマスクをして、その切り込みからカメラを入れていきます。

ちなみに、検査してくれるのは私と同じ年齢の女医さんです。

 

先生が「カメラが喉を通過します。一番苦しい時ですから頑張って」と言われて

「えっ?何?」と思った時には既にカメラは食道から胃に入っていて

「オエオエ」することもなく通り過ぎていました。

 

通り過ぎる間にも先生は喉の奥から食道を見て写真を撮っています。

そしてカメラを胃の下の方へ入れて十二指腸を見ます。

次に胃に空気を入れて膨らませて、胃の中のシワを伸ばして全体を見ます。

胃の中を見る時に空気を入れるのですが、自然とそれを出そうとゲップが出てしまう。でもゲップしないで我慢してと言われる。

とはいえ、マウスピースしてるし口を塞ぐわけにはいかないし、どうしよう・・・

指示通りにしないと検査が長引くし、それは嫌なので喉の奥に力を入れて堪えました。

検査時間は5分位と言われたけど、実際は3分くらいだったような気がします。

 

検査後、1時間は飲食禁止 唾液も飲みこまないようにと、ポケットティッシュ2つと使ったティッシュを入れる小さな袋を渡されました。

 

結果は食道も胃も十二指腸も異常はなかったけれど、

胃の入り口が緩んでいるのがわかり、それが逆流性食道炎の原因だったようです。

 

初めての胃カメラだったけど、辛かったのはお腹いっぱいで苦しいと思うほど胃を膨らませる膨満感のなか、胃の中をカメラで押されるような感じが苦しかったと、検査後、喉の麻酔のせいか唾液が止まらないのが大変でした。

 

お薬を処方されるひと月前までは、食道が痛苦しくなるほど胃酸が上がっていたので、食道がダメージ受けてただれたりしてないか心配だったし、もし腫瘍が見つかったら、乳がんでお世話になってる大学病院を紹介してもらおうと思ってたので、その心配がなくなったのでホッとしました。

 

あーでも、来年以降ずっと「検査から1年経ったから胃カメラやりましょう」と言われるような…

毎年一回は検査することになりそうな予感!嫌だなぁ真顔汗汗汗