2020.12/15

 

15時から針生検の予約してあるので、仕事をお昼で早退して

病院へ向かう。

 

この時間の乳腺外来はほとんどの診察が終わったのか、閑散としていた。

 

診察室へ入ると、これからする色々な検査のことを説明してくれた。

今日行う針生検は、がんの顔つきを調べる検査で

乳ガンにも色々タイプがあって、どのタイプなのか、

進行速度はどのくらいなのかがわかるらしい。

 

MRIは、ガンの広がりを調べる。

造影CTは、肺や肝臓などに遠隔転移があるか

骨スキャンは、骨に転移があるか

その結果によって治療方針を決めるらしい。

 

 

 

そして

針生検をするために別室に移動する。

診察台に横になると、先生が「コレでやるからね」と

見せたものは↓↓↓

 

 

きっきっ機関銃?!びっくり...ひえぇーっガーン

 

 

「大丈夫!痛くないように、ちゃんと麻酔するから!」

(でもでもでも・・・怖すぎる!!!と心の声)

 

用意してある二つの小さな瓶には

ひらがなで「みぎ」「ひだり」

と大きく書いてある。

その瓶に取った細胞を入れるらしい。

 

まずは超音波

脇の下あたりを見て「リンパは腫れてないね」

腫れてるとリンパに転移があるということらしい。

 

 

それから胸へ

どうやら超音波で刺す位置を決めてるようだ。

 

位置を定めたら

麻酔の注射を打つ。

 

そして「じゃーいくよ」と、機関銃で「バーン!」

本当に撃たれた感じがした。衝撃がすごい!

「少し痛い!」と言ったら麻酔追加してくれた。

 

「僕の父親は歯医者なんだけど、お前は悪さばかりするから

麻酔の注射はしないって、麻酔なしで治療されるんだ。

痛いのは良くないから麻酔はした方がいいからね」

と、そんな話をしてくれる。不安な気持ち和ませてくれるんだな。先生優しいね。

 

後2回取るからね。と、

全部で3回撃たれた。

 

そして、右側を取ったから みぎの瓶に入れるから見ててね。

「はい!みぃーぎいー」と瓶に入れてるのを見た。

 

続いて、今度は左ねと、同じことをする。

「2回目失敗したから、もう一回ね」と

左は4回撃たれたあせる

 

 

両側なので なんでも二回というか、二倍というか

痛い目に合うえーん

 

 

検査が終わると、止血のために、幅広のテープで胸の周りをグルグル巻かれる。

 

「たまにね、夜中に血が止まらないって

救急車で運ばれてくる患者さんがいるんだよ。

そうなったら大変だから、しっかりと僕がちゃんと巻くからね。

明日の朝まで取らないでね。」と。

 

でもなんか、苦しい。

夜苦しくてあまり寝られなかった。

 

でもこの先生

話し方なのか、雰囲気なのか

こんな怖い検査なのに

ガンと言われてから、ずっと心配と不安でいっぱいの気持ちで

いたのに

 

先生と話していると

なんだか少し気持ちが和む。

 

すごいな。先生。